インターネット取引システムのSaaS型(*1)サービス「Cascade(カスケード)」の外国為替証拠金取引対応版を、スター為替が採用決定

トレール注文(*2)をはじめとした豊富な注文機能、 為替レートのリアルタイム配信やチャートなど、多彩な機能を搭載 「カスケード」は外国為替証拠金取引に加え、先物・オプション取引にも今後対応予定

株式会社シンプレクス・テクノロジー

2007-09-13 15:30

スター為替は、「カスケード」の外国為替証拠金取引対応版を採用し、新たに相対取引(*3)サービス「為替24」を9月25日より開始するとともに、従来提供していた取引所取引(*4)サービスを「スター為替くりっく365」として10月中旬にリニューアルする予定 「スター為替くりっく365」は、「くりっく365」では3例目の独自取引システムによる取引サービスに
金融機関の収益業務(フロント業務)に特化して同業務を支援するシステム開発およびサービス事業を展開する株式会社シンプレクス・テクノロジー(東証一部:4340 本社:東京都中央区 代表取締役社長:金子英樹 以下シンプレクス)は、インターネット取引システムのSaaS型(*1)サービス「Cascade(カスケード)」の外国為替証拠金取引対応版(以下カスケード)を新規開発し、外国為替証拠金取引事業を行う事業者向けにサービス提供を開始しました。「カスケード」は、金融先物取引所の取引所為替証拠金取引(*4)「くりっく365」、および相対取引(*3)(OTC)に対応しています。

また、この「カスケード」の第一号顧客として、ネット取引に特化した外国為替証拠金取引サービス事業を展開するスター為替株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:川崎芳徳)での採用が決定しました。(相対取引サービス名:「為替24」、および取引所取引サービス名:「スター為替 くりっく365」)

「カスケード」は、ネットワークやハードウェアといったシステムインフラから、取引アプリケーションまで、外国為替証拠金取引に関わるシステムすべてをシンプレクスが保有・保守・機能拡張し、このシステムをサービスとして外国為替証拠金取引事業者に提供するSaaS 型(*1)サービスです(シンプレクスの事業セグメントでは「UMS 事業(*5)」にあたります)。そのため、サービス採用顧客は、導入時の初期費用は抑えた形でサービス(カスケード)の利用を開始できます。そしてそのサービス利用料は、当社顧客(外国為替証拠金取引事業者)がカスケードを利用することよって生じた収益に伴ってサービス利用料を課金する課金体系をとっています。

また、導入の際には、為替レートの取得元であるインターバンクとの契約・接続(相対取引の場合)、取引ルールの策定、変更可能な範囲内での画面デザインの変更などを行うだけで、短期間でご利用いただけます。

なお、当該契約による当期の決算への影響は折り込み済みです。当期決算につきましては当初の予想通り順調に推移しております。


■「為替24」および「スター為替くりっく365」の利用についてのお問合せ先
スター為替お問合せ窓口(フリーダイヤル)
0120-345-738 平日8:00~20:00 (土・日・祝・振替休日を除く)

■システム開発、コンサルティングに関するご相談・お問い合せ先
(株)シンプレクス・テクノロジー
営業担当:藤野
Tel: 03-3278-6750  eMail: sales@simplex-tech.co.jp

■本件に関するマスコミの方のお問い合せ先
(株)シンプレクス・テクノロジー
アドミニストレーショングループ:瀬尾
Tel: 03-3278-6750  eMail: ir@simplex-tech.co.jp

用語解説

*1)SaaS
SaaS(サース)とは、「Software as a Service」の略で、システムを顧客に納入するのではなく、システムを自社で開発・運用し、そのシステムが実現する機能を、ネットワークを通じて顧客に提供する仕組み・サービスのことを指します。このSaaS 型サービスの代表格としては米salesforce.com 社が有名です。

*2)トレール注文
逆指値注文の注文価格を、為替レートの動きに伴って自動的に変更できることで、為替の動きによって自動的に利益確保の幅を自動的に拡げられる、機関投資家などのプロの投資家も活用している注文機能です。
(トレール注文機能は、「スター為替 くりっく365」のみの機能です。「為替24」には搭載されていません)

*3)相対取引
オー・ティー・シー(Over the Counter)などとも呼ばれる取引で、株取引の様な取引所を介した取引ではなく、投資家が外国為替証拠金取引業者と取引を直接行う取引です。外国為替証拠金取引業者が提示する為替レートに対して、投資家が売買注文を出します。

*4)取引所取引(金融先物取引所の取引所為替証拠金取引 くりっく365)
相対取引の様に、外国為替証拠金取引業者と直接取引するのではなく、取引所が取引の相手方になる取引です。取引所は複数の金融機関が取引所に提示する為替レートのうち、投資家に最も有利なレートを取引所が合成して取引所で提示し、投資家はこのレートに対して売買注文を出します。
外国為替証拠金取引の取引所としては、金融先物取引所の「くりっく365」が挙げられます。くりっく365 での取引サービスは、金融先物取引法と金融先物取引所の両方の基準を満たした取引資格を取得した業者のみが取扱うことができます。(くりっく365取扱業者は2007年7月現在で13社です)

*5)UMS 事業
シンプレクスの第二次中期事業計画における主要事業の一つで、金融機関のフロント業務をサポートするシステムを、受託開発して顧客に納入し、その対価を収益とするのではなく、シンプレクスが自社で企画・開発・保守・運用を行い、そのシステムをサービスとして顧客に提供し、顧客がそこから得た付加価値(収益など)に連動したサービス利用料を顧客から得る事業です。

■シンプレクスの外国為替証拠金取引システム・ソリューション
シンプレクスは、2002 年から為替証拠金取引システム・ソリューションを提供している、外国為替証拠金取引業界におけるリーディング・システム・ベンダーです。これまで、公表可能な範囲ではスター為替、、日興コーディアル証券、ひまわり証券、大和証券、マネーパートナーズ、ユニマット山丸証券、トウキョウフォレックス、その他にも大手インターネット専業証券、大手外国為替証拠金取引業者など、数多くの導入実績があります。
当社は、外国為替証拠金取引ビジネスの立ち上げ、システム導入までのコンサルティングから、システム開発、保守・運用まで、一貫したサービスを提供しており、提供するシステムに関しては、パソコンや携帯電話のWebブラウザ向け取引システムから、デスクトップ・アプリケーション型の高機能リアルタイム・トレーディング・ツール、携帯電話向けの高機能取引アプリケーション(NTT ドコモのi アプリ向けなど)まで、幅広く提供しています。

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