従来のセキュリティUSBメモリにおけるログ取得機能は、ログイン/ログアウトの履歴を保存するという簡易なログの取得に留まるものでした。また、ログ取得機能を有するソフトウェアとの連携では、社内における操作ログを取得することは可能ですが、社外におけるUSBメモリの操作ログまで取得することは不可能でした。
「操作ログ取得機能」を追加する受託カスタマイズを利用することで、強制暗号化USBメモリ『SD-Container2.0』の基本機能(パスワード認証/データの強制暗号化、管理者権限不要/インストール不要)に、社内・社外を問わずUSBメモリ操作時のログを取得できる機能、リモートによるユーザ無効化設定機能を搭載することが可能です。これにより、一定期間操作履歴のないUSBメモリのリストを抽出し、紛失していないかどうかなどのログ管理、紛失管理、資産管理が可能となり、情報漏えいの原因となりやすいUSBメモリの監査、リスク軽減をサポートします。
(1)ログ取得機能
USBメモリ側に操作時のログ取得機能を実装し、さらに、インターネット接続環境下では、取得したログをインターネット経由でサーバへ収集させることにより、社内外を問わず操作ログを取得させます。オフラインあるいはインターネットに接続できなかった場合には、USBメモリ内にログを蓄積し、インターネットに接続できる環境で『SD-Container 2.0』を使用した際にまとめてサーバにログ情報を収集させます。
これにより、システム管理者は、Webブラウザ経由でサーバにアクセスするだけでログ情報を確認することができます。
【取得可能なログ内容】
・IPアドレス
・MACアドレス
・コンピュータ名
・ログインユーザ名
・USBシリアルNo
・操作日時
・操作内容
・操作対象ファイル名 等
(2)ユーザ無効化設定機能
紛失・盗難にあった際、システム管理者が、サーバ上で対象の『SD-Container 2.0』に対してユーザの無効設定を行うことにより、対象『SD-Container 2.0』の使用を停止させることができます。また、『SD-Container 2.0』の管理者ツールの設定により、ユーザ無効化設定時にUSBメモリ内のデータを強制的に削除することも可能です。
これにより、遠隔操作でUSBメモリの利用を制限することができ、情報漏えいを未然に防止することが可能となります。
SD-Container 2.0の製品詳細はこちら
(リンク »)
今回可能となった受託カスタマイズは、各企業の情報セキュリティポリシーに準拠しつつ、さらにシステム管理者の負担軽減につながると考えています。今後も『SD-Container』シリーズでは、利用者やシステム管理者の負担を軽減する製品・サービスの開発・発売を行ってまいります。
---------------------------------------------------------------------
■SD‐Container 2.0の動作環境(USBメモリ)
OS:Windows Vista / XP / 2000Pro(SP4) ※英語版対応
CPU:Intel Pentium III 1GHz以上
インタフェース:USB1.1、2.0
ポート:USB Aソケット
電源:USBバスパワー
動作電源:5V±5%
消費電力:1.25W以下
消費電流:最大250mA以下
温度:0~45℃
湿度:10~85%(無結露)
---------------------------------------------------------------------
【本件に関するお問合せ】
イーディーコントライブ株式会社
東京都新宿区新宿6-24-20 ウェルシップ東新宿9F
TEL:03-5155-6515 FAX:03-5155-6400 (リンク »)
---------------------------------------------------------------------
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。