ライブドアのリサーチ事業 [BizMarketing サーベイ]、新刊レポート『中国オンラインコンテンツ市場の現況及び展望』の販売を開始

~ 近年中国で最も注目されているインターネット娯楽及び教育コンテンツビジネスとは? 急速に拡大する中国のオンラインデジタルコンテンツ市場を分析 ~

株式会社ライブドア

2007-12-04 15:00

株式会社ライブドア(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:出澤 剛 以下ライブドア)は、企業向けマーケティングリサーチサービスを提供している 【BizMarketing サーベイ】 のレポート販売サイト[SurveyReport]において、日・韓・中を中心にアジアにおける移動体通信市場の専門リサーチ業務を行っている株式会社ROA Group(日本本社:東京都新宿区 代表:李承勲)が調査・制作した、『中国オンラインコンテンツ市場の現況及び展望』の販売を開始いたしました。
 
□ 『中国オンラインコンテンツ市場の現況及び展望』
(リンク »)

□ BizMarketing サーベイ [SurveyReport]
(リンク »)


■ 資料概要

中国におけるオンラインデジタルコンテンツ市場は、インターネット利用者の増加、ブロードバンドインフラの整備と共に急速に拡大しています。中国のインターネット利用者数は、2007年6月の時点で1億6,200万人に達し、米国の2億1,100万人に次ぐ世界第2位になりました。本レポートでは、オンラインコンテンツの中でも近年中国で注目されているインターネット娯楽及び教育コンテンツに対する分析を行ないました。需要が高まりつつあるなかで、市場の規模も拡大傾向にある中国市場の課題や将来性についても分析を行なっています。


■ エグゼクティブサマリー

~ レポート紹介 ~

中国におけるオンラインデジタルコンテンツ市場は、インターネット利用者の増加、ブロードバンドインフラの整備と共に急速に拡大しています。中国のインターネット利用者数は、2007年6月の時点で1億6,200万人に達し、米国の2億1,100万人に次ぐ世界第2位になりました。また、ブロードバンドの利用者も年々増加しており、合わせて中国のインターネットデジタルコンテンツへの需要が急速に拡大しています。

中国は現在急速に高まっているコンテンツの需要を満たすため、国内コンテンツ産業の育成を加速させています。特にデジタルコンテンツ産業を重点支援産業と位置づけ、中国国内産業及び製品を積極的に育成する姿勢を明確にしています。中国の文化部は2006年に「第11次5カ年計画時期の文化発展計画要領」を発表し、ゲームやアニメ産業をはじめとする文化コンテンツ産業の発展を積極的に推進しつつ、一方で海外コンテンツ企業の参入の受け入れと引き締めを繰り返しながら、現在は国産コンテンツの開発支援を進めています。

また、中国は2001年にWTO加盟を果たし、2008年に北京オリンピック、2010年に上海万博を控える中、世界に向けて文化市場を開放する姿勢も見せています。中国のコンテンツ産業はまだ技術的にも、内容的にも未熟なところがあり、国産コンテンツだけでは急成長している需要を満たすことが出来ません。よって継続的な海外からの輸入や技術の導入が必要不可欠です。現在、中国当局は厳しい規制を設けているますが、今後の中国におけるコンテンツ産業の発展のためには市場の変化に柔軟に対応していくことが予測されます。

本レポートでは、中国のオンラインコンテンツビジネスのなかでも、近年中国で最も注目されているインターネット娯楽及び教育コンテンツビジネスについて分析を行いました。中国における教育、ゲーム、音楽、映像、アニメーションのオンラインコンテンツ市場規模は2006年末時点で273億3,000万元に達しました。中国のインターネット利用者の更なる拡大によって娯楽及び教育コンテンツの市場規模は2010年には955億2,000万元の4倍近くまで拡大していくと予測されます。

特に、中国のオンラインゲーム市場では、海外の輸入オンラインゲームだけでなく、国産のオンラインゲームもここ3、4年の間に急速に拡大してきました。中国では90年代にパッケージゲームソフトの海賊版の問題で停滞していたゲーム産業がオンラインゲームの登場により大きく発展しました。中国におけるオンラインゲーム市場は年々拡大傾向にあります。2006年の中国におけるオンラインゲーム市場規模は65億4,000万元に達しており、2010年には173億5,000万元に達すると見込まれます。

また、1998年から始まった中国のオンライン教育は、大学教育を中心に行なわれてきましたが、2006年にはオンライン教育利用者が930万に達し、市場規模は202億元まで拡大しました。中国では、これからインターネットが普及するにつれオンライン教育利用者がさらに増加し、2010年の市場規模は740億元に達すると予測されます。

~ 調査範囲 ~

本レポートは、近年中国のオンラインデジタルコンテンツ産業で最も注目されているゲーム、音楽、映像、アニメーション、教育について市場動向と今後の予測、そして主要プレイヤーの戦略について分析しました。全体は4部で構成されており、第1章では、中国におけるインターネット事情について述べ、中国におけるインターネット利用者の構造、インターネット利用環境及びインターネット利用者の特徴について整理しました。第2章では、海外プレイヤーの中国進出において、最も重要な中国のオンラインコンテンツに関連する規制について述べました。第3章では、オンラインコンテンツビジネスの中で、娯楽、教育関連ゲーム、音楽、映像、アニメーション、教育についてコンテンツ分野ごとに市場分析と予測を行ない、また主要プレイヤーの戦略分析と各コンテンツ分野の今後の将来性について分析しました。第4章では、第3章に引き続き、中国におけるオンラインコンテンツ産業の課題と今後の将来性について分析し、2010年までのオンラインコンテンツ市場を予測しました。また、コンテンツ産業が最も発展している日本の関連企業に向けて4つの提言を示しました。


~ 調査プロセス ~

本レポートはSecondary Research及びPrimary Researchを並行しています。レポートの作成のため、オンラインコンテンツプロバイダ、サービスプロバイダと中国のコンテンツ関連機関文化部、情報産業部、国家新聞出版総署、教育部、商務部などの政府機関の発表資料と各企業が公表した各種の文献資料、オンラインコンテンツ市場に関連する記事及び中国の多様なメディアの分析記事等を収集して、分析を行ないました。また、各コンテンツ分野の主要プレイヤーへの今後の戦略についてのインタビューを行ない、オンラインコンテンツの今後の将来性について分析しました。また、中国と比べてコンテンツ産業が最も発展している日本と比較しながら、今後拡大していく中国のオンラインコンテンツ市場への進出について模索しました。

本レポートでは、中国のオンラインコンテンツ市場の最新事情と今後の動向をまとめ、日本企業にとって参考資料になるよう考慮して作成しました。今後中国のオンラインコンテンツ市場への進出を考慮している日本企業への一助となることを期待します。


■ 資料目次

・エグゼクティブサマリー

1.中国のインターネット事情
1-1 インターネット利用者数と構造
1-2 インターネット利用環境
1-3 インターネット利用者の特徴

2.中国のオンラインコンテンツ産業に関連する規制

3.オンラインコンテンツビジネス
3-1 オンラインデジタルコンテンツ定義
3-2 オンラインゲーム市場
3-2-1 オンラインゲーム市場規模及び予測
3-2-2 主要プレイヤー戦略
3-2-2-1 上海盛大網絡有限公司
3-2-2-2 北京金山ソフト有限公司
3-2-3 オンラインゲームの将来性
3-3 オンラインデジタル音楽市場
3-3-1 音楽配信市場規模及び予測
3-3-2 主要プレイヤー戦略
3-3-2-1 愛国者デジタル音楽網
3-3-2-2 網蛙音楽網
3-3-3 オンラインデジタル音楽配信市場の将来性
3-4 オンラインデジタル映像
3-4-1 デジタル映像市場規模及び予測
3-4-2 主要プレイヤー戦略
3-4-2-1 上海聚力伝媒技術有限公司(PPLive Inc.)
3-4-2-2 土豆網
3-4-3 デジタル映像市場の将来性
3-5 オンラインアニメーション市場
3-5-1 オンラインアニメーション市場規模及び予測
3-5-2 主要プレイヤー戦略
3-5-2-1 騰訊動漫
3-5-2-2 動漫捜狐
3-5-3 オンラインアニメーション産業の将来性
3-6 オンライン教育市場
3-6-1 オンライン教育市場規模及び予測
3-6-2 主要プレイヤー戦略
3-6-2-1 奥鵬
3-6-2-2 弘成教育
3-6-3 オンライン教育の将来性

4.中国オンラインコンテンツ産業の課題と今後について

【図目次】

[図 1-1]中国インターネット利用者数と増加率の推移及び予測(2002年~2010年)
[図 1-2]中国インターネット普及率の推移及び予測(2002年~2010年)
[図 1-3]中国の年齢別インターネット利用者数及び割合(2007年6月時点)
[図 1-4]中国のインターネット接続方法別の利用者数(2007年6月時点)
[図 1-5]中国でのインターネット利用場所別シェア(2007年6月時点)
[図 1-6]中国インターネット利用者数の性別シェア推移(2002年~2007年6月時点)
[図 1-7]中国インターネット人口の職種別シェア(2007年6月時点)
[図 1-8]中国における収入別インターネット利用者の割合(2007年6月時点)
[図 2-1]中国コンテンツ産業関連の政府機関の組織図
[図 2-2]海外オンラインゲーム事業者の中国進出におけるプロセス
[図 3-1]オンラインコンテンツの定義と範囲
[図 3-2]中国オンラインコンテンツカテゴリ
[図 3-3]中国オンラインゲーム市場規模推移と予測(2002年~2010年)
[図 3-4]インターネットオンラインゲーム利用者の年齢別シェア(2006年末時点)
[図 3-5]上海盛大網絡の収益モデル
[図 3-6]北京金山ソフト有限公司の海外進出戦略
[図 3-7]今後の中国オンラインゲーム市場拡大の要素
[図 3-8]中国オンラインデジタル音楽市場規模推移と予測(2004年~2010年)
[図 3-9]中国オンラインデジタル音楽産業構造
[図 3-10]網蛙音楽網の戦略
[図 3-11]中国オンラインデジタル音楽産業のバリューチェーンの変化
[図 3-12]中国インターネット映像(網絡視頻)市場規模推移と予測(2006年~2010年)
[図 3-13]今後想定される中国デジタル映像配信収益モデル
[図 3-14]中国オンラインアニメーション市場規模推移と予測(2004年~2010年)
[図 3-15]中国のオンライン教育市場規模推移と予測(2005年~2010年)
[図 3-16]教育種類別のオンライン教育市場(2006年)
[図 3-17]奥鵬オンライン大学教育の構造
[図 4-1]中国におけるオンラインデジタルコンテンツ市場規模推移と今後の予測
(2005年~2010年)

【表目次 】
[表 1-1]中国のインターネット利用目的別使用率
[表 2-1]中国のインターネット関連政府機関及び団体


■商品概要

商品名:中国オンラインコンテンツ市場の現況及び展望
発 刊: 2007年11月
発 行: 株式会社ROA Group
調 査: 株式会社ROA Group
販 売: 株式会社ライブドア
判 型: A4カラー 83ページ
価 格:
[製本版]
99,750円 (税抜 95,000円+消費税4,750円)

[PDF版]
99,750円 (税抜 95,000円+消費税4,750円)

[製本版+PDF版]
102,900円 (税抜 98,000円+消費税4,900円)


■ お申し込み方法

下記URLよりお申込みください。
⇒ (リンク »)


■ 参考URL

BizMarketing サーベイ
(リンク »)


■ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社ライブドア
経営企画室 広報グループ
担当:南郷(なんごう)
電話:03-5155-0100
E-mail:press@livedoor.jp
URL: (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

株式会社ライブドアの関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]