フルーク・ネットワークス、キャリア・イーサネット・アナライザー「MetroScope(メトロスコープ)」を発売

戦略的差別化を目指すサービス・プロバイダーの展開コストの大幅削減 ( 最大40%) を実現

株式会社フルーク

2007-12-07 00:00

テスターからネットワーク管理まで幅広いネットワーク関連製品を提供する米フルーク・ネットワークスの日本法人である株式会社フルーク(東京都港区、代表取締役社長:早川和己、資本金:1億円、以下フルーク・ネットワークス)は、専用の遠端制御デバイスと連動稼動し、通信事業者のサービス展開コストを大幅に削減できる キャリア・イーサネット・アナライザー「MetroScope(メトロスコープ)」を12月6日より日本市場にて発売いたします。
 「MetroScope」を使うことで、専用の遠端制御デバイスであるギガビット・リモート・テスター「LinkReflector(リンク・リフレクター)」と連携稼動させながら、客先の現場に派遣されている技術者が、遠く離れた部門内のエキスパートに相談しながら、複雑な問題を解決することができます。現在、通信事業者(サービス・プロバイダー)は、コスト削減や差別化サービスなど、これまで以上に激しい企業間競争を余儀なくされています。これにより、最大40%といった大幅な設備投資コストの削減を可能にする、解析・トラブルシューティング用携帯ツールに大きな期待が寄せられています。
 「MetroScope」の価格は、「LinkReflector」1台が付属して、1セット1,169,000円(税別)~。初年度売上台数は100セットをめざしております。(なお、追加の「LinkReflector」は1台につき、155,000円(税別)となります)

■解析・トラブルシューティング用携帯型ツールが、コスト効果の高い専用の遠端制御デバイスと連携稼動し、激しいサービス競争にさらされる通信事業者の設備投資コストを40%以上削減
 
「MetroScope」は、遠端に2台目の「MetroScope」を配備することなく、市場に先駆けた低価格なギガビット・リモート・テスター「LinkReflector(リンク・リクレクター)」を採用することで、エンド・ツ・エンド のRFC2544対応のジッターおよびビット・エラー・レート(BERT)試験が可能となりました。このように、低価格なギガビットリモート・テスター「LinkReflector」を遠端制御デバイスとして採用することにより、通信事業者は、リンクの片端からのフルコントロールSLAテストを低価格で実現可能となりました。
通信事業者は「LinkReflector」を所持した技術者を現場に配備し、「MetroScope」を集中制御用テスターとして使用することができます。また、「MetroScope」は、「LinkReflector」と連携稼動させることにより迅速なリンク検証ができるばかりでなく、イーサネット・リンクのための強力なトラブルシューティング機能も提供することができます。そして、これらの機能により、キャリア・イーサネット・サービス展開コストを最大40%以上削減することが可能となります。

■「MetroScope」と「LinkReflector」導入の特長とメリット
1) RFC2544を含むテスト規格に適合した試験が可能です。
2) 「MetroScope」に遠端制御デバイスとして、安価な「LinkReflector」を採用することで、通信事業者に低価格なSLA※および規格適合検証手段を提供することができます。
3) 専用の遠端制御デバイスと連携稼動させることで、現場のネットワーク技術者が、遠くはなれた部門エキスパートと相談しながら、複雑な問題点を効果的に解決できます。このことにより、問題の発生現場に専門家を配置するのと同等な効果が得られ、より少ないコストで、より迅速な顧客の問題解決が可能になります。
4) エンド・ツ・エンドのRFC2544対応高精度ジッター測定およびビット・エラー・レート(BERT)試験に対応できることで、通信事業者は、VoIPとIPTV配信のためのイーサネット・リンク認証試験が可能となります。
5) 「MetroScope」は携帯型で、片手で操作することができるだけでなく、ウェブベースのリモート操作も可能で、フル・コントロールによる確実な試験の実施とともに作業時間の短縮化が図れます。

■キャリア・イーサネット・サービスを提供するサービス・プロバイダーから寄せられる大きな期待
 
かつてLANで使用されていたイーサネット技術が、今日、通信事業者やCATV事業者、モバイル事業者といったサービス・プロバイダーに急速に取り入れられています。そして、その技術は、キャリア・イーサネットにおけるニーズ、すなわち通信インフラやそのサービス展開に伴う広範なニーズに対応しながら、幅広く導入されています。
通信事業者は高速でコスト効率に優れ、なおかつ簡単に使えるといったメリットをもつイーサネット技術を駆使しながら、安全性とともに大幅なコスト削減を追い求めています。このような状況において、最大40%以上の大幅な設備投資コストの削減を実現する携帯型解析トラブルシューティング・アナライザーとして、「MetroScope」と専用遠端デバイスである「LinkReflector」は、サービス・プロバイダーから新たなソリューションとして大きな期待が寄せられています。

<「MetroScope」の価格>
「MetroScope」1セット1,169,000円(税別)~。(「LinkReflector」1台が付属されています)
※追加の「LinkReflector」は1台につき、155,000円(税別)となります。

●フ ルーク・ネットワークスについて
フルーク・ネットワークスは、米国の精密電子計測器メーカーである「フルーク・コーポレーション」のネットワークス部門が2000年に分社化して生まれたネットワーク関連ツールメーカーです。「Network SuperVision solutionsTM(ネットワークの可視性を最大限に高めるためのソリューション)」の提供を企業使命としており、お客様の重要なITインフラであるネットワークを常に最適な状況に保つための監視・解析やトラブルシューティングをサポートしております。現在、日本を含む世界50ヶ国以上で事業を展開しており、弊社の高品質・高付加価値ソリューションは既に世界20,000以上の企業ネットワーク、システム・インテグレーター等のネットワーク設計・構築の専門企業などで使用されています。
詳細は以下のURLをご参照ください。
(リンク »)

※MetroScopeとLinkReflector等の製品は、米フルーク・ネットワークス社の登録商標または商標です。
※その他記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

このプレスリリースの付帯情報

用語解説

※キャリア・イーサネット:通信事業者が提供する拠点間通信サービスの一種で、従来LANで使用されていたイーサネットを地理的に離れた拠点間で使用できるようにしたサービス。現在、世界中で次世代ネットワークの基盤として広がりつつある。

※SLA(Service Level Agreement):通信サービスの事業者が、利用者にサービスの品質を保証する制度。

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