「衛星テレビのサービスプロバイダとの激しい競争や、VerizonやAT&Tなどの通信企業によるテレビサービスの提供によって、米国のケーブルテレビオペレータは、新しい収益源を開発し、一方で既存のビデオ加入者を引き止めざるを得ない状況にある」と、インスタット社のアナリストMike Paxton氏は述べている。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ ケーブルシステムの84%が、現在750MHz以上の帯域幅を利用可能である
■ HDビデオサービスでは6MHzチャンネルの利用可能な数が増加しているが、それ以外のほとんどのケーブルシステムは今後1年間のチャンネル割当を静観する予定である
■ 米国のケーブルシステムに、OCAP利用可能なケーブルセットトップボックスが導入され始めている。ケーブルシステムの26%が、OCAP利用可能なケーブルセットトップボックスを採用している
■ ケーブルモデムのVODサービス(take-rate)は成長し続けるだろう。ケーブルテレビ加入者の42%がケーブルモデムサービスに加入している
■ ケーブルシステムの54%が、自社のケーブルテレビサービスエリアにおいて、通信事業者のテレビビデオサービスが既に提供されていると述べている。これは、米国でいかに急速に、通信事業者のテレビサービスが拡大しているかを示している
インスタット社の調査レポート「米国のケーブルTV事業者調査:加入者数、サービス別利用状況、CAPEX - US Cable TV Operator Survey: Competition Reshapes the Industry」は、米国のケーブルテレビ市場を調査している。この調査レポートは、米国の50社のケーブルテレビシステムオペレータを対象に行った調査に基づいており、既存のビデオ、データ、音声サービス、今後導入するサービス、現在のケーブルシステムのキャパシティ、サービスバンドルパッケージング、投資の現状、競争環境について質問している。
[調査レポート]
米国のケーブルTV事業者調査:加入者数、サービス別利用状況、CAPEX
US Cable TV Operator Survey: Competition Reshapes the Industry
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