本レポートは、ROA Groupが2006年以降毎年初めに発行しているシリーズの第三弾であり、日本の移動体通信市場の2008年度を10大トピックの選定・分析によって予測したレポートです。
ROA Groupは、2008年の日本における移動体通信市場を予測するために、次のような10のトピックを選定しました。
2008年の日本移動体通信市場の10大トピック
市場環境の変化
-販売奨励金撤廃の影響
-フィルタリングサービスの義務化が意味するもの
ネットワーク領域
-有無線通信の橋渡し役 WiMax
デバイス領域
-携帯電話のブランド化
-モバイルプラットフォームの変化
コンテンツ及びサービス面
-競争を加速させる積極的な音声料金プラン
-LBSは順調に発展するか
-ポイントと携帯電話の融合による市場の変化
-携帯電話向け電子書籍の活性化へ
-ヘルスケアの中心機器になる携帯電話
本レポートはそれぞれ10のトピックについて、その背景及び現況分析、そして日本市場へのインパクトに対するROA Group研究員の意見を収録しました。
●目次●
エグゼクティブサマリー
1 2008年の移動体通信市場におけるトピック選定の背景
2 2008年の注目される10大トピック
2-1 販売奨励金撤廃の影響
2-1-1 見直し議論と新規料金体系
2-1-2 販売奨励金撤廃の市場インパクト分析
2-1-2-1 苦境に立たされる販売代理店
2-1-2-2 明暗分かれるキャリアの料金戦略
2-1-2-3 過当競争に突入するメーカー
2-1-3 結論とインプリケーション
2-1-3-1 販売代理店
2-1-3-2 移動体通信キャリア
2-1-3-3 端末メーカー
2-2 フィルタリングサービスの義務化が意味するもの
2-2-1 コンテンツサービスに突然の「関所」出現
2-2-2 フィルタリングサービスの市場インパクト分析
2-2-2-1 フィルタリング基準で紛糾?
2-2-2-2 キャリアのパワー増加?
2-2-2-3 コンテンツ業界の再編?
2-2-3 結論とインプリケーション
2-2-3-1 コンテンツプロバイダ
2-2-3-2 移動体通信キャリア
2-3 有無線通信の橋渡し役 WiMax~WiMax技術の成功可否と波及効果~
2-3-1 本格始動するWiMax技術の背景
2-3-2 WiMaxの市場インパクト分析
2-3-2-1 WiMaxと既存通信技術との関係~競争or協力?
2-3-2-2 WiMaxはどんなサービスを創り出していくのか?
2-3-2-3 WiMaxは市場を拡張させるのか、それとも萎縮させるのか?
2-3-3 結論とインプリケーション
2-3-3-1 移動体通信キャリア
2-3-3-2 端末メーカー
2-4 携帯電話のブランド化
2-4-1 世界のブランド携帯端末の進化
2-4-2 携帯電話ブランドの市場インパクト分析
2-4-2-1 端末メーカーとユーザーの関係変化
2-4-2-2 他業種ブランドとのコラボレーション+製品ブランド強化
2-4-2-3 ブランド強化による販売チャネルの変化
2-4-3 結論とインプリケーション
2-4-3-1 国内端末メーカー
2-5 モバイルプラットフォームの変化
2-5-1 多様化するモバイルプラットフォーム
2-5-2 モバイルプラットフォームの多様化による市場インパクト分析
2-5-2-1 汎用OSの台頭
2-5-2-2 海外メーカーの黒船来襲
2-5-2-3 PCサービスのモバイル化
2-5-3 結論とインプリケーション
2-5-3-1 移動体通信キャリア
2-5-3-2 端末メーカー
2-6 競争を加速させる積極的な音声料金プラン~完全なる音声定額プランは現れるのか?~
2-6-1 音声料金プランの競争は激化
2-6-2 音声定額制導入の市場インパクト分析
2-6-2-1 完全なる音声定額制の登場によって料金プラン争いが続く
2-6-2-2 モバイルVoIPサービスは登場するのか?
2-6-2-3 消費者中心へと移行する通信市場
2-6-3 結論とインプリケーション
2-6-3-1 移動体通信キャリア
2-6-3-2 VoIPサービス事業者
2-7 位置情報サービス(LBS)は順調に発展するか?
2-7-1 堅調に発展を遂げるLBS
2-7-2 LBSの市場インパクト分析
2-7-2-1 ナビゲーションサービス分野の過当競争
2-7-2-2 地域モバイル広告への期待
2-7-2-3 屋内ナビ登場の可能性
2-7-3 結論とインプリケーション
2-7-3-1 プラットフォーム事業者
2-7-3-2 地図提供事業者
2-8 ポイントと携帯電話の融合による市場の変化
2-8-1 注目されるポイントサービス
2-8-2 ポイントサービスと携帯電話の連携による市場インパクト分析
2-8-2-1 モバイル広告の拡大
2-8-2-2 モバイル決済の拡大
2-8-2-3 新しいサービスやプレイヤーの登場
2-8-3 結論とインプリケーション
2-8-3-1 移動体通信キャリア及びメーカー
2-8-3-2 その他のプレイヤー
2-9 携帯電話向け電子書籍の活性化へ
2-9-1 拡大する電子書籍市場
2-9-2 携帯電話向け電子書籍の市場インパクト分析
2-9-2-1 注目株は暇つぶしに最適な短編コミック
2-9-2-2 ケータイ小説以外のCGMの誕生
2-9-2-3 既存の書籍市場の崩壊へのシナリオ
2-9-3 結論とインプリケーション
2-9-3-1 移動体通信キャリア
2-9-3-2 出版社とモバイルコンテンツプロバイダ
2-10 ヘルスケアの中心機器になる携帯電話
2-10-1 モバイルを使った新たなヘルスケアサービス
2-10-2 ヘルスケアサービスの市場インパクト分析
2-10-2-1 美容・健康管理ツールとしての携帯電話へ
2-10-2-2 データ管理という新しいビジネスモデルの活性化
2-10-2-3 ライフスタイルの変化
2-10-3 結論とインプリケーション
2-10-3-1 移動体通信キャリア
2-10-3-2 端末メーカー
2-10-3-3 コンテンツプロバイダ
3 ROA Groupの2008年展望
図目次
[図 1-1] 2007年NTTドコモの主要イベント
[図 1-2] 2007年KDDIの主要イベント
[図 1-3] 2007年ソフトバンクモバイルの主要イベント
[図 1-4] 2007年ウィルコムの主要イベント
[図 1-5] 2007年イー・モバイルの主要イベント
[図 2-1] 移動体通信政策の青写真
[図 2-2] 販売奨励金制度とそのキャリア別市場規模
[図 2-3] WiMax技術のポジショニング図
[図 2-4] WiMax技術の採用・実証実験推進国と主なキャリア
[図 2-5] モバイルWiMax VS 3G+
[図 2-6] モバイルWiMaxのサービス領域
[図 2-7] 日本のモバイルWiMaxの市場予測(2009年~2013年)
[図 2-8] WiMax端末機器の発展方向
[図 2-9] ブランドのアーキテクチャとその種類
[図 2-10] サムスン電子の「アルマーニフォン」と「アディダスフォン」
[図 2-11] キャリアと端末メーカー間の関係変化
[図 2-12] LG電子「プラダフォン」のマーケティングコンセプト
[図 2-13] 端末メーカー主導の流通構造
[図 2-14] 消費者のブランド認識パターン
[図 2-15] プラットフォームを取り巻くプレイヤー環境
[図 2-16] 主要キャリア3社のプラットフォーム概要比較
[図 2-17] ノキアのサービスプラットフォーム「Ovi」イメージ
[図 2-18] グーグル「Android」のSDK早期版の概要
[図 2-19] 代表的なプラットフォーム比較
[図 2-20] 音声料金プランの競争構図のロードマップ
[図 2-21] 世界の携帯電話市場の新たなエコシステム形成の動き
[図 2-22] VoIPサービスの発展ロードマップ
[図 2-23] IPセントレックスに利用されるSIP対応無線LAN端末
[図 2-24] 顧客ロイヤリティを確保するプロセス
[図 2-25] LBS市場のバリューチェーン
[図 2-26] KDDIの屋内ナビゲーションシステム
[図 2-27] ポイントをめぐる環境
[図 2-28] ポイント発行機会の拡大
[図 2-29] モッピーのサービス内容
[図 2-30] 電子マネーの発行形態による種類
[ 図 2-31] 電子書籍(モバイル)の市場規模推移(2004年~2006年)
[ 図 2-32] 「コミックi」、「コミックシーモア」のコミックダウンロード数の推移
[ 図 2-33] 日本の出版販売額の推移(1981年~2005年)
[ 図 2-34] ノキアのアプリケーション「Wellness Diary」の画面
[ 図 2-35] 動作認識機能搭載のヘルスケアケータイ
[ 図 2-36] ソニーエリクソン製のアロマケータイ
[ 図 2-37] ドコモの試作端末“ウェルネスケータイ”
[ 図 2-38] ライフキャリアのサービス概要
表目次
[表 2-1] 販売奨励金の長短所
[表 2-2] SIMロックフリーの長短所
[表 2-3] 移動体通信キャリア各社のフィルタリングサービス
[表 2-4] フィルタリングサービスを巡る動き
[表 2-5] フィルタリングによる影響を受ける健全なサイトや技術の例
[表 2-6] 汎用OSメーカー別実績(2007年Q2)
[表 2-7] 各社の端末モデル数(2006年・2007年比較)[表 ?2 8] LBSの分類
[表 2-9] GPS搭載携帯電話の測位方法
[表 2-10] 経路探索/ナビゲーションサービスプロバイダ
[表 2-11] ナビ(地域)広告関連企業
[表 2-12] 各種ポイントと電子マネーの提携
[表 2-13] 電子書籍の利用できるデバイスとジャンル
[表 2-14] ケータイ小説の書籍化成功事例
[表 3-1] 通信関連主要プレイヤーのエコシステム戦略積極性分析 - 環境/ネットワーク/デバイス
[表 3-2] 通信関連主要プレイヤーのエコシステム戦略積極性分析 - サービス
●商品概要●
発行:株式会社ROA Group
発刊予定日:2008年 1月
判型:A4カラーコピー印刷 ページ数: 141ページを予定
調査・製作 : 株式会社 ROA Group
価格 :
- 99,750円 税込(PDF)
- 102,900円 税込(PDF+印刷版)
- 99,750円 税込(印刷版)
<お申し込み方法>
次のURLからお申し込みいただけます。
URL: (リンク »)
●会社概要●
社名 株式会社ROA Group
所在地 東京都新宿区西新宿6-12-4 コイトビル8階
Tel. 03-3349-8071 Fax. 03-3349-8072
URL (リンク »)
Email research@researchonasia.com
その他支店:ソウル支社、上海支社
代表者 代表取締役社長 李 承 勲
事業内容 受託調査、調査レポート発行、年間サービス
専門研究分野 アジアを中心とした通信産業及びデジタルコンバージェンス産業
●本プレスリリースについてのお問い合わせ●
株式会社ROA Group レポート・マーケティングチーム 担当:李 和 美(リ ファミ)
Tel: 03-3349-8071 Email: report@researchonasia.com
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