Samsungの9.8×9.8×2.15mmのモジュールは、SiGe Semiconductor社のSE4120S GPS RF ICをベースとする包括的な統合型GPS RFサブシステムで、電圧制御、RTC、TCXO、SAWフィルタ、LNAなどの機能を搭載。本システムは、一般的なアプリケーション プロセッサ上で動作可能なCSRのGPSソフトウェアを統合することで、-159dBmのトラッキング感度と40秒未満のコールドスタート起動時間を実現。
CSR社、ロケーション ビジネス ユニット担当VP、Stuart Strickland博士は、「当社のソフトウェア アーキテクチャはすでに、大量生産のアプリケーションに最小コストでGPSを内蔵することに成功しており、主要な携帯端末・コンシューマ エレクトロニクス企業の皆様から大きな注目を集めています。当社は、このたびSamsung社と協力することにより、複雑、高リスクで時間のかかる作業を製品の設計・統合プロセスから完全に排除することができました。CSRは、これまで以上に多くのお客様に対し、さらに低コストのオプションをご提供できるようになりました」とコメント。
Samsung社、VP、Sakwan Hong氏は、「2008年、ロケーションベース サービスは、急成長すると予測されています。当社は、現在の状況を踏まえて、お客様が需要を満たせるようにお手伝いすることが重要です。SamsungとCSRのソフトウェアGPSソリューションは、これまでよりも大幅に低いコストでお客様の性能要件を満たすことが可能です。当社とCSRが、GPSモジュールの開発に関して協力関係を結んだのは自然な流れでした」と述べた。
CSRは、次世代のGPSにBluetoothやFMに関するCSRのテクノロジーを統合する予定。当社は、2008年2月にバルセロナで開催されるMobile World Congressで、ソフトウェアベースのGPSテクノロジーのデモンストレーションを行う予定。
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深田 学
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