特定健診・特定保健指導のスタートが4月に迫る中、メタボリックシンドローム、ダイエットに対する国民的な関心はますます高まりつつあります。
ビジネス界においても、特定健診・特定保健の特需に対応した新商品、新サービスが花盛りですが、メタボ対策の要である“継続”を支援する決め手に乏しく、医師、保健師などによる個別指導を除くと、コミュニティなど、ユーザーの交流による自助活動に頼っているのが実情です。
Kzoku は、単なるダイエット記録やコミュニティのシステムではなく、達成目標と行動目標の明確化、行動に着目したパフォーマンス・フィードバック、自己強化や社会的強化など、行動分析学の成果を採り入れた全く新しい視点の継続支援システムです。
昨年11月からのテスト公開では、「行動結果がグラフになるので行動するのが楽しみになった」、「いつも3日坊主なのに2ヶ月以上続いています」などの声があがっています。
法政大学(文学部心理学科)との共同研究により、様々な角度からデータの解析を行なっていますが、今回は実験成果の第一弾として、行動分析学ゼミナール生による実験論文を公開いたします。
■実験論文の内容
□「女子大学生のダイエット挫折を防止するライバル関係」
ライバルの存在、ライバルの行動が、ダイエット行動にどういった影響を与えるのかを検証。ライバルの更新通知、ライバルからのメッセージなどの介入によって、ログイン回数、滞っていた行動を再開させる効果が確認されました。
要旨ファイル(PDF形式:34.9KB)
論文ファイル(PDF形式:542.7KB)
□「励ましの言葉がけが行動継続に及ぼす影響」
更新が途絶えがちなユーザーを、どういった介入によって、再開、継続させることができるかを検証。メッセージ、タイムカプセル付きメッセージなどによる介入は行動の再開を促すことが確認されました。
要旨ファイル(PDF形式:50.9KB)
論文ファイル(PDF形式:625.1KB)
※本実験は、キー・プランニングが実験用の Kzoku 環境を提供し、法政大学が実験の主体(被実験者の募集、実験の管理全般)となって実施されました。
■今後の研究や事業の展開について
2つの実験ともに、Kzoku の機能を使った介入によって、ログインや行動を促進する効果が確認されましたが、一方で、同じ介入の繰り返しでは効果が減少することも明らかになりました。
キー・プランニングでは、この実験結果を受けて、下記のようなシステム改善に取り組んでいきます。
・ユーザーが実際に恩恵を受けられるよう、機能の利用を促進する改善。
・同じ刺激の繰り返しで効果が減少することを防ぐため、特定の期間、ユーザーの達成度といった要素によって、システムの反応が変化する機能。
引き続き、システムに対しての科学的な検証を続けるとともに、行動分析学の発展にも貢献するできるよう、実験環境の提供と成果の公開を行なっていきます。
今後は第三者割当増資などにより、更に学術的な成果を Kzoku のサービスに取り入れるための研究開発活動や、サービスの本格的な宣伝活動に向けた資金調達も検討して参ります。
また、ダイエットサポート商品やサービスを提供している企業との業務提携も推進し、 Kzoku をダイエットの総合的な支援を受けることができるサービスにして参ります。
<サービスの仕様>
サービス名 :Kzoku( (リンク ») )
利用料 :無料
<本リリースに関する情報(論文ファイル等)>
(リンク »)
<会社概要>
名称 :株式会社キー・プランニング
本社住所 :〒171-0014 東京都豊島区池袋2-48-8 サワダビル 2F
設立 :1994年10月12日
資本金 :1,500万円
従業員数 :5名
代表取締役 :木下 雄一朗
ホームページ: (リンク »)
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
FAX :03-5953-5681
E-mail :info@key-planning.co.jp
<本件に関する報道関係からのお問い合わせ先>
担当者 :木下 雄一朗
TEL :03-5953-5680
FAX :03-5953-5681
E-mail :press@key-planning.co.jp
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。