3PAR Nearline for Online には、3PAR ユーティリティ・ストレージが持つ以下のようなテクノロジーのメリットが活かされている。
■目標達成型仮想化ストレージ・プラットフォーム
3PAR ユーティリティ・ストレージは、搭載されたすべてのエンタープライズ・クラス SATA ドライブにわたる幅広いデータ・ストライピングを行うことにより、予測可能な高いパフォーマンス・レベルを達成できるように設計されている。その結果、コスト効率の良いニアライン・ドライブでもオンライン・アプリケーションの高パフォーマンスを実現できる。
■階層型ストレージ・アレイ内でのニアライン・ドライブ・テクノロジーのサポート
3PAR のニアライン・ドライブ・テクノロジーのサポートは、容量のコスト効率の向上と、従来の SATA ベース・アレイ・テクノロジーよりも高い信頼性レベルとをもたらす。3PAR のニアライン・ドライブ・テクノロジーは、146GB FC ドライブ、400GB FC ドライブ、および 750GB エンタープライズ・クラス SATA ドライブを含む、広範な価格・パフォーマンス階層をサポートする仮想化プラットフォーム上に構築されている。多くのお客様が引き続き単一の 3PAR InServ ストレージ・サーバー内に複数階層を混在させている中で、ニアラインの導入率は著しく増加した。
■Rapid RAID Rebuild
ドライブ障害が発生した場合、InServ ストレージ・サーバーは大規模に並列化され高度に仮想化された設計を活用して、迅速かつインテリジェントに RAID 保護を再構築する。3PAR Rapid RAID Rebuild は、(障害が発生したドライブ全体の容量ではなく) 破損した使用済み「チャンクレット」のみを再構築の対象とし、広範なドライブ群に分散配置された関連「RAID化チャンクレット」からデータを取得する。このため、単一ドライブではなく、すべてのドライブに広く分散するグローバルな予備チャンクレットのプールに対して、データ再構築が可能となる。その結果 RAID化チャンクレットは、稼動アプリケーションの高いパフォーマンスを維持しながら、完全に保護された状態に迅速に戻される。
お客様は、InServ ストレージ・サーバーに本来備わっている階層型ストレージ機能を使用して、ファイバー・チャンネルおよびニアライン・ドライブ容量の両方を同一システム内に構成できるため、複数のデータ・サービス・レベル (パフォーマンス、可用性、コスト) に適合させながらアプリケーションを統合することが可能。内部的な階層化は、多くの環境では依然として最適なソリューションとなっており、3PAR が提供する製品やサービスの重要なコンポーネントでもある。3PARは、パフォーマンスと容量密度の要件に基づいて、お客様の環境に合った適切なテクノロジーおよび構成を決定する支援をする。また、お客様は 3PAR Dynamic Optimization により、サービスを中断することなく、必要に応じてコマンド 1 つでニアラインおよびファイバー・チャンネル・ストレージ階層全域でデータ・サービス・レベルを変換することが可能。
【本件に関するお問い合わせ先】
会社名3PAR株式会社
担当清水
TEL03-5269-1038
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。