メディアキャスト、東京ビックサイトと名古屋のCMSデータセンタを結び、 ケーブルテレビショー会場5ブースでのコンテンツ広域連携配信実験を実施

複数のCATV局が、コンテンツ素材を活用し、 オリジナル番組制作、マルチメディアへ展開する先進的な仕組みをデモンストレーション

株式会社メディアキャスト 2008年06月05日

株式会社メディアキャスト(本社: 東京都渋谷区、代表取締役 杉本孝浩)は、6月19日(木)~21日(土) 東京ビッグサイトで開催される「ケーブルテレビショー2008」にて、CMS(Contents Management System) (※1)を使ったコンテンツ広域連携実験を実施します。

同実験では、様々なコンテンツ素材(気象情報、ニュース、展示会ブースレポートやビックサイトのランチレポートなど)を会場外のデータセンタに設置したCMSに集約してWebサイトやデータ放送用のコンテンツとして最適化し、広域インターネット(ADSL)を介して会場内のメディアキャストおよび協力会社の5つのブースへ配信します。各ブースでは、メディアキャストの自主データ放送システム「DataCaster suite(データキャスター スィート)」によりオリジナルのデータ放送コンテンツとして編成し配信すると共に、PC用Webサイトで公開します。

■実験の目的
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ケーブルテレビ事業者は、地上テレビ局と比較して財政面や人的リソースが限られているため、複数事業者間でのヘッドエンド(送出機器)の共同利用や地域内各局によるネットワーク連携、MSO(Multiple Systems Operator) (※2)各社が共通コンテンツ運用するなどにより、コスト負担軽減や効率化を図ってきました。
今回の実験では、デジタル放送時代を迎え、コミュニティチャンネルをはじめ地域に密着したサービス展開を強みとするケーブルテレビ事業者が、CMSに集約された共通のデジタルコンテンツ素材を活用して、オリジナリティの高いデータ放送を実現する仕組みを提示します。
(1) 地域内の局間連携、MSOによるコンテンツ運用をシミュレーションする
様々なデジタルコンテンツ素材をCMSに集約してWebサイトやデータ放送用に最適化し、複数のケーブルテレビ局へ配信する仕組みを実現します。
(2) 自治体からの情報を各局へ一斉配信する仕組みをシミュレーションする
データ放送は、地域情報(行政、災害、防犯など)をタイムリーに伝達する手段としても注目されていることから、自治体がCMSに情報を一度入力するだけで、各種メディア(ホームページ、データ放送など)に最適化され、複数のテレビ局やケーブルテレビ局へ一斉配信される仕組みを実現します。

メディアキャストは、今回の実験により、ケーブルテレビ局のデータ放送開始、ならびに、災害や防犯、行政情報など各自治体からの地域情報をインターネットと連動して確実に配信する仕組みの確立を加速できるものと期待しています。

■実験内容
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(1) 様々な情報をケーブルテレビショー会場外(愛知県名古屋市)に設置された広域CMSに集約し、Webサイトやデータ放送用のデジタルコンテンツ素材として最適化。
(2) 会場内の各社ブース(各地のケーブルテレビ局に相当)に インターネット(ADSL)を介して配信。
(3) 各社ブースでは、メディアキャストの「DataCaster」により、CMSからの共通コンテンツ素材と自社のオリジナルコンテンツとをWebブラウザによる簡単な操作で組み合わせてデータ放送コンテンツとして配信。
  また、CMSからの共通コンテンツ素材をPC用Webコンテンツとしても公開。

※実験のシステム図を以下でご覧いただけます
(リンク »)

[配信先ブース]
・株式会社メディアキャスト (ブースNO.H-77)
・株式会社ブロードネットマックス(ブースNO.H11)
・富士通ネットワークソリューションズ株式会社(ブースNO.H-23)
・ミハル通信株式会社(ブースNO.H-04)
・株式会社東海ビデオシステム (ブースNO.H-58)

[CMSからの共通コンテンツ素材]
気象情報、近隣ニュース、娯楽情報、店舗情報
ケーブルショー2008会場内の各社ブースレポート、レストランを調査したランチレポート

[コンテンツ協力会社]
CMSおよび情報コンテンツ入力:ジクー・データシステムズ株式会社 (リンク »)
娯楽コンテンツ提供:ジャパンケーブルキャスト株式会社(JC-dataサービス) (リンク »)


■地上テレビ局でのセンター配信設備との比較
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地上テレビ局では、データ放送開始に当たり、キー局と地方の系列局とのコンテンツ共有化するために、キー局に設置されたセンター配信設備でのTS(Transport Stream) (※3)連携による運用が行われています。これは、BMLコンテンツ制作技術者が少ないこと、コンテンツ制作・管理システムや送出設備などが高価なことから、キー局でデータ放送伝送方式であるTSまでを生成して専用デジタル回線で各地方局へ配信。地方局はそのTS信号をローカルで配信するだけで済むシステムを実現していましたが、送り手であるキー局での運用が複雑でかなりの技術力を要することに加え、受け手である地方局における独自コンテンツ制作や番組編成など、自由度が大幅に制限されています。
これに対して、ケーブルテレビ局では、地域情報を提供することを強みとしていることから、ローカル局が独自性を出せることが必須です。また、ケーブルテレビ局ではインターネットでの情報配信も行っていることから、データ放送とホームページとの効率的な連動も求められます。
そこで、「DataCaster suite」のような当時と比べデータ放送システムが格段に安価になってきたことから、地上テレビ局で実績のあるTSによるコンテンツ連携よりも、ローカル局で自由に加工できる素材としてコンテンツを連携し、ローカル局でTSを生成し配信することが望ましい形と言えます。
一方、地上テレビ局と比較して財政面や人的リソースが限られていることからも、廉価で導入でき、運用が容易なシステムが求められています。


■ DataCaster-Suite の主な機能と特長
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今回の実験で使用するメディアキャストの自主データ放送システム「DataCaster suite」は、デジタル放送の技術規定や専門知識を必要とせずに、Webブラウザ(InternetExplorer)による解り易い操作により自主デジタルデータ放送番組の運用ができるオールインワンの低価格システムです。
今後、CMSと「DataCaster suite」の組み合わせにより、自治体からの情報、コンテンツプロバイダからの豊富なコンテンツ素材を活用して、各ケーブルテレビ局は、独自のデータ放送コンテンツを容易に生成し運用することが可能となります。
・番組構築、コンテンツ更新から送出機能までのすべての機能をオールインワンで搭載
・専門的な技術習得を必要とせずに、Webベースで誰でも簡単にデジタルデータ放送の運用が可能
・従来の約1/3の価格でデータ放送サービスを実現可能
・多彩なBML(※4)画面コンテンツ集を「画面テンプレートライブラリ」として提供
・ドラッグ&ドロップにより容易に番組の設計(BCML生成)が可能なツールを同梱
・カルーセル、およびTS生成送出機能を搭載
・マルチベンダーの外部システムやCMSと容易に接続が可能
・用途/サービス規模に応じたモデルを選択し、リニアに拡張可能

詳細は以下をご参照ください。
(リンク »)

このプレスリリースの付帯情報

実験のシステム概要

用語解説

※1 CMS :Contents Management System
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Webコンテンツやデータ放送を構成するテキストや画像、レイアウト情報などを一元的に保存・管理し、サイトを構築したり編集したりするソフトウェアのこと。広義には、デジタルコンテンツ管理を行なうシステムの総称。

※2 MSO :Multiple Systems Operator
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多数のケーブルテレビ局を運営する事業者のこと。複数のケーブルテレビ事業を傘下に収めることにより、設備やソフトの購入時に価格交渉を有利に進めたり、新規局に対してノウハウを提供してスムーズに事業を立ち上げたり、資本力を活かして1局ではできない大規模な設備投資を行なったりすることができる。

※3 TS :Transport Stream
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多重信号形式の1つで、映像や音声、データなどの個別のストリームをアプリケーションや伝送路の種類によらずに共通の信号形式で扱い、1つのストリームとして伝送できるシステムのことで、デジタル放送の多重化信号として採用されている。

※4 BML :Broadcast Markup Language
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ARIB(社団法人電波産業会www.arib.or.jp)によって策定された、XMLベースのデータ放送向けのページ記述言語。デジタル放送対応のテレビには、BMLで記述されたコンテンツを再生する「BMLブラウザ」が内蔵されている。BMLを使うと、画面のどこに何をいつ表示するかという空間/時間的提示の制御、関連する番組やインターネットのURLを示すリンク、タイトルや本文などを示す構造の表現、操作ボタンなどのユーザインターフェースなどを規定できる。

参考/出典:e-Words

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