アバイア、アジア太平洋地域のサプライチェーン・マネジメント・ハブを シンガポールに開設

~1億米ドル相当のIT機器をシンガポールから出荷~

日本アバイア株式会社

2008-06-16 11:00

企業向けコミュニケーション・ソフトウェア、システムおよびサービスのリーディン
グ・プロバイダーである米アバイア・インク(以下「アバイア」)は本日、アジア太
平洋地域の新たなサプライチェーン・マネジメント戦略の一環として、シンガポール
に製品物流センターを開設したことを発表しました。シンガポールから出荷されるIT
機器の年間取扱量は500トン以上(1億米ドル以上に相当)に達する見込みです。

新たな戦略の一環として、アジア太平洋地域で製造されるアバイアの製品はすべて
(注1)、シンガポールに一旦集結し、そこから地域の顧客とビジネスパートナーに
出荷されます。中国、タイ、インドネシアにあるアバイアの製造施設が、オーストラ
リア、中国、インド、東南アジア、韓国、日本(注2)などの地域に製品を提供しま
す。アバイアでは、物流にかかるコストが最大80%削減されるほか、大半の地域で
は、製品納入までの期間が14日からわずか3 日に短縮されると予想しています。

アバイア・アジア・パシフィックのプレジデントであるマーク・リー(Mark Leigh)
は、「サービスはアバイアの企業文化の根幹にあるため、シンガポールでサプライ
チェーン・マネジメント・センターを開設するにあたっては、お客様の近くに位置す
ることが、ビジネス上の重要な判断材料となりました。当社は今後、適切な製品を適
切なタイミングで用意することができるようになり、ビジネスパートナーやお客様の
リアルタイムでのサポートが可能になります」と述べています。

ハブの開設地としてシンガポールが選ばれた主な要因には、コストの削減、納入時間
の短縮、顧客およびビジネスパートナーとの距離の3つが挙げられます。アバイアは
今後、ビジネスパートナーからの注文により迅速に対応し、こうしたメリットを貨物
コストの大幅な削減という形でお客様に提供します。

アバイアは香港とマレーシアも地域のサプライチェーン・マネジメント・センターの
開設地として検討していましたが、シンガポールのアジアにおける戦略的立地条件
と、世界トップクラスのインフラが重要な要素となりました。今回開発されたハブ
は、受賞歴を持つシンガポールのチャンギ空港に近接しているため、アバイアは今
後、かつてないスピードで顧客とビジネスパートナーの注文に対応できるようになり
ます。

シンガポール経済開発庁(EDB)の情報通信&メディア担当上級役員のリンダ・セイン
(Linda Sein)氏は、「アジア太平洋地域本部や研究開発、サービスなどを通じ、ア
バイアはこれまでもシンガポールで活動してきましたが、今回もまた、同社がこの地
に地域物流センターを置くことになり、EDBとしても嬉しく思います。アバイアのよ
うなネットワーク機器プロバイダーは、シンガポールの中心的な立地と卓越した物流
能力によって、成長著しいアジアの通信市場への進出拡大に向けた戦略的優位性を得
ることができます」と述べています。

シンガポールの製品物流センターの運営にあたるのは、総合物流サービスの提供で世
界をリードするDB Schenkerです。物流センターは、シンガポール空港物流パーク
(ALPS)内の総合貨物・物流施設であるDB Schenker Megahubに置かれます。自由貿
易地域内の戦略的立地条件は、通関手続きが最小限で済むことや、税金の猶予、簡素
な手続きなど、アバイアのビジネス上なくてはならない優位性をもたらします。これ
とともに、アバイアとビジネスパートナーは、貨物の削減、輸送にかかる時間の短
縮、在庫保管コストの削減、サービスレベルの向上によるメリットも享受できます。
倉庫業務をアウトソーシングすることで、アバイアはコア・コンピテンシーに集中
し、物流・輸送分野におけるDB Schenkerの世界的ノウハウを活用することができま
す。

Schenker Asia Pacificの物流/サプライチェーン・マネジメント担当バイスプレジ
デントのダレン・ウェディング(Darren Wedding)氏は、「当社はアバイアの地域物
流パートナーとして、より無駄がなく、反応の早いサプライチェーン環境を作り出
し、アバイアのお客様により質の高い総合的な顧客体験をお届けするという今回の機
会を歓迎します。当社は過去にも、通信・電子業界のダイナミックなニーズに応える
ソリューションの提供で成功を収めており、今回もまた、両社のパートナーシップに
よって先を見越したサプライチェーン戦略が実現し、より大きなシナジー効果が生ま
れることで、アバイアのビジネスモデルとビジネスプロセスの革新がさらに進むもの
と確信しています」と述べています。

注1:IP電話機とデジタル電話機の一部
注2:日本の顧客とビジネスパートナーには日本アバイアを通して提供いたします


アバイア(Avaya Inc.)について  
アバイア・インク(本社所在地:米国ニュージャージー州バスキングリッジ)は企業
の競争優位性の実現を支援するインテリジェント・コミュニケーション・ソリュー
ションを提供しています。アバイアのIPテレフォニー、ユニファイド・コミュニケー
ション、コンタクトセンター向けソリューション、Communications-Enabled
Business Process(CEBP)ソリューション*は、FORTUNE 500(YM)社の90%を含む世界の100万社以上の企業に採用されています。また、アバイア・グローバル・サービスは
あらゆる規模の企業に包括的なサービスとサポートを提供しています。

詳細は、アバイアのWebサイト (リンク ») をご覧ください。
日本アバイアについては、 (リンク ») をご覧ください。
* CEBPは、ビジネスの遂行に必要とされる関係者のコミュニケーションを自動化する
ことで、業務効率やサービス品質の向上を支援するソリューションです。

※Avaya、およびアバイアのロゴはAvaya Inc.の登録商標です。
その他すべての商標は個々の商標権者に帰属します。
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