グリーンピークがエメラルドGP500C通信コントローラを発表

無線センサーネットワーク向け初の超低消費電力 トランシーバ・セントリック通信コントローラチップ

グリーンピーク・テクノロジー社 2008年07月24日

バッテリ不要でメンテナンス不要の無線センサー・制御アプリケーション用通信技術のリーディング・カンパニーであるグリーンピーク・テクノロジーズ(本社:オランダ ユトレヒト州ユトレヒト、以下、グリーンピーク)は、本日、無線センサーネットワーク向け超低消費電力通信コントローラチップ、エメラルドGP500Cを発表いたしました。

エメラルドGP500Cは、IEEE802.15.4規格準拠の無線センサーネットワーク向けチップとして、唯一、環境発電に対応できる超低消費電力のチップです。環境発電を利用するGP500Cネットワークは、真のメンテナンス不要のネットワーク運用を実現します。


エメラルドGP500Cは、通信に必要なすべての機能とエネルギー管理機能をチップ上に備えた、標準規格準拠の通信コントローラであり、マイクロコントローラによって制御される他のソリューションと異なり、自らデータ通信を制御・管理する「自律したトランシーバー」です。エネルギー消費量を大幅に削減することにより、エンド・ノードの環境発電による稼働を可能にしました。エメラルドGP500Cは、バッテリや電力線から解放された真の無線ネットワーク環境を実現します。


グリーンピークの最高経営責任者であるケース・リンクス(Cees Links)は、次のように述べています。「超低消費電力であることは、無線センサーネットワークがマス・マーケットに受け入れられるための必須条件です。バッテリ不要であること、すなわちメンテナンスが不要であることは、まさに、グリーンでエコな無線センサーネットワークです。更にGP500Cは、低コストのソリューションであり、AV機器・照明輝度調整用リモコン、換気空調設備制御、アクセス制御、自動計量読取機などのアプリケーション向けに無線標準規格準拠の双方向通信手段として使用することが可能です。センサーや制御用ネットワークにとって重要なことは、メンテナンスの負荷を無くし、信頼性の高い通信を実現することです。これらは、私たちがお客様から何度となく言われてきたことです。」


振動力による環境発電の世界的なリーディング・カンパニーのパーペティアム社(Perpetuum Ltd.)の最高経営責任者であるロイ・フリーランド(Roy Freeland)氏は、次のように付け加えております。「環境発電は無線センサーネットワークにおいて理想的なソリューションです。そして今回発表されたグリーンピークの超低消費電力通信制御チップは、この大きな可能性を秘めた市場の発展にとって、とても重要な一歩となります。」


グリーンピークのエメラルドGP500Cは、業界一優れたエネルギー消費効率だけでなく、無線のデッド・スポットを減少させるアンテナ・ダイバシティ回路を内蔵しており、屋内での通品範囲が30-50メートルと信頼性の高い通信を可能にします。さらに、メッセージ・オーバー・メッセージ・イネーブリング、優れた受信感度、強固な信号処理エンジン、電波干渉探知および回避メカニズムなど通信信頼性向上の機能を備えています。


エメラルドGP500Cは、IEEE 802.15.4規格に準拠しており、標準規格以上の機能を持つグリーンピーク超低消費電力ネットワーク・プロトコルを使用することができます。


エメラルドGP500Cは、低いピーク電流、ごく微量のリーク電流、ジャスト・イン・タイム送信スケジュールによる短時間の送信などにより、従来のマイクロコントローラ制御の設計(プロファイルにより異なる)に比べ、わずかな(10‐25%)エネルギーしか消費しません。エネルギー消費の低いGP500Cを使用することにより、ネットワークの信頼性を保ちつつ、ピーク電流が約20mA(他製品比約1/2)また、100nA以下のシステム・スリープモード(他製品比約の1/10)のセンサー・システム開発が可能です。


エメラルドGP500Cは、OEM向け通信モジュールやアプリケーション開発用のリファレンス・デザインと開発キットと共に提供されます。そして、ZigBee プロ、ロー・パワー・ルーティング、マイクロ・スタック、その他アプリケーション特定低消費電力プロトコルなど様々なプロセッサー上で動作する幅広いソフトウェア・スタックをサポートします。


また、通信に必要な機能が統合されたソリューションであるため外部部品点数は最小限に抑えられます。そのためエメラルドGP500Cのシステム全体のコストが抑えられ、より価格競争力のあるメンテナンス不要のセンサー・コントロール・アプリケーションをマス・マーケットに投入する事が可能になります。

このプレスリリースの付帯情報

用語解説

グリーンピーク・テクノロジーズについて
グリーンピークは、バッテリ不要の無線センサー・制御アプリケーション用通信技術のリーディング・カンパニーです。IEEE 802.15.4 / ZigBeeの無線ネットワーク標準規格をベースとし、環境発電を利用した革新的な技術は、電力線(バッテリ)、通信線を一切必要としない真の「無」線環境を実現します。グリーンピークは、オランダのユトレヒト本社のほかにベルギーのゼーラ、東京、米国テキサス州オースチンに拠点があります。

投資家情報: DFJ Esprit(英国)、GIMV(ベルギー)、Motorola Ventures(米国)、Allegro Investment Fund(ベルギー)

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