Yahoo!リサーチ 「エコ(節約と環境)」に関する調査を実施

ヤフーバリューインサイト株式会社

From: PR TIMES

2008-08-19 11:00

『節約』効果が高く『環境』にも貢献する身近で手軽なエコ行動は、普及の段階に。

今後の実践意向が高い「エコカー」「省エネ家電」「太陽光発電」は、
コストなどの抑制要因の改善などにより普及促進の可能性も。


--調査結果トピックス------------------------------------------------------
■「節水」「詰め替え商品の購入」「リサイクル商品の購入」「節電」などが、
『節約』『環境』ともに、意識して実践していることの上位に
■今後の実践意向が高い「省エネ家電」「エコカーへの乗り換え」「太陽光発
電・ソーラー電灯」「電球型蛍光灯」
■実践率・実践意向ともに高いのは「身近で手軽かつ効果的」なもの。今後は
「日常的」から「社会的」ベネフィットに視点が拡大
■約74%が「資源やエネルギーを無駄にしない」と環境意識はすでに高いレベル
に到達。但し、過剰な経済的負担は抑制要因に
■『環境問題への役立ち度』が実践度・実践意向の促進に貢献
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--調査結果サマリー--------------------------------------------------------
「意識して実践しているもの」は『節約』及び『環境』の両視点において、
「節水」「詰め替え商品の購入」「リサイクルの実践」「節電」など、身近で負
担が低く、日常生活において気軽に実践できる行動が上位を占めました。
 また、「省エネ発電」「エコカーへの乗り換え」「太陽光発電・ソーラー電
灯」などは、現在の実践率と比較して、今後の実践意向が高く、現時点の抑制要
因となっている「むしろお金が掛かる」等の課題改善や、「価格は高くても省エ
ネや節約につながる商品を購入したい」といった意識の向上により、普及が高ま
る可能性もあると考えられ、今後注目していきたい領域と言えそうです。
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ヤフーバリューインサイト株式会社(本社/東京都中野区、代表取締役社長:田
部 信、以下ヤフー・バリュー・インサイト)は、「エコ(節約と環境)に関する
調査」を2008年7月、自社モニターを対象に実施しました。


■「節水」「詰め替え商品の購入」「リサイクル商品の購入」「節電」などが、
『節約』『環境』ともに、意識して実践していることの上位に
+------+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
『節約』や『環境』を意識して実践していることについては、「節水」(68
%)、「詰め替え商品の購入」(67%)、「リサイクル商品の購入」(58%)、「節
電」(58%)といった、金銭的・身体的かつ精神的な負担が少なく、日常生活のな
かで気楽に実践できる行為が上位を占めています。
また、男女別にみると、全般的に「日常生活」への関与が高い女性の方が「意
識して実践している」率が高い結果となっています。逆にビジネスでの関与度が
高い男性では、「クールビズ・ウォームビズの実践」などが女性よりも高い結果
となっています。


■ 今後の実践意向が高い「省エネ家電」「エコカーへの乗り換え」
「太陽光発電・ソーラー電灯」「電球型蛍光灯」
+------+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
「節水」「詰め替え商品の購入」「リサイクルの実践」「節電」などは、『節
約』『環境』のいずれの視点においても、現在の実践率・今後の実践意向ともに
高く、ほぼ『普及』の段階に到達していると言えそうです。
また、「省エネ家電」「エコカーへの乗り換え」「太陽光発電・ソーラー電
灯」「電球型蛍光灯」などは、現在の実践率と比較して、特に『環境』の視点に
おいて、今後の実践意向が大きく伸びており、今後の普及が期待できると言えそ
うです。但し、これらを現在実践できていない理由として、「むしろお金がかか
るから」という回答が80%以上と最も高く、これが実践の抑制要因となっている
模様です。


■ 実践率・実践意向ともに高いものは、「身近で手軽かつ効果的」イメージ。
今後は、「日常的」から「社会的」ベネフィットに視点が拡大
+------+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
『節約』や『環境』に関する商品やサービス、行動とそれらのイメージをコレ
スポンデンス分析により、マッピングで表わしたところ、現在の実践率・今後の
実践意向が高い「節水」「節電」「詰め替え商品の購入」「リサイクル」など
は、『身近な』『取り入れやすい』『手軽な』『当たり前』『効果的』といった
イメージを持たれていることがわかります。
また、現在の実践率と比較して今後の実践意向が大きく伸びている「省エネ家
電」「太陽光発電・電灯」「エコカーへの乗換」などは、『地球にやさしい』
『社会的な』など、現在の普及している行動の『身近』『手軽』といった日常的
から社会的という視点に拡大したベネフィットをもたらすイメージを持たれてお
り、人々の今後の志向が見えます。


■ 約74%が「資源やエネルギーを無駄にしない」と環境意識はすでに高いレベ
ルに到達。但し、過剰な経済的負担は抑制要因になりそう
+------+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
『節約』『環境』意識として最も高かったのは、「資源やエネルギーには限り
があるので無駄にしない」で、「とてもあてはまる」と「ややあてはまる」を合
わせて74%が回答。また、「過剰包装や個包装の商品は買わないようにしてい
る/断るようにしている」(56%)、「『節約』することで『環境』に貢献できて
いると感じる」(55%)、「環境問題に取り組んでいる企業の商品・サービスを利
用したい」(51%)など半数を超えるものも多く、『環境意識』の高さがうかがえ
る結果となっています。
しかしながら、「価格は高くても省エネや節約につながる商品を購入したい」
という経済的負担を負ってまで取り入れたいという考えは32%と限定的となって
おり、普及を抑制する要因になりそうです。


■ 『環境問題への役立ち度』が実践度・実践意向の促進に貢献
+------+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
現在の実践率、今後の実践意向ともに高い「節水」「詰め替え商品の購入」
「リサイクルの実践」「節電」のいずれも 『役立ち度』が75%以上と高く、
『環境問題への役立ち度』が実践度や実践意向を促進している様子がうかがえま
す。
 また、『節約』や『環境』に関する自由回答では、自分に合った方法を見つけ
楽しみながら実践している人や、『エコノミー(節約)』=『エコロジー(環境)』
を感じ喜びを見つける人、自分が実践している内容の効果・貢献度を求める意見
や疑問を感じる意見など、促進要因や抑制要因となり得る多様な声が聞かれま
す。



<調査項目一覧>
・エコ(節約/環境)に対する意識
・エコ(節約/環境)を意識して実践していること
・エコ(節約/環境)を意識しても実践できないこと その理由
・エコ(節約/環境)関連商品・サービスに対するイメージ
・最近購入した商品と、商品購入時の意識など


<詳細レポートについて>
 下記URLからダウンロードいただけます。 
(リンク »)

<調査概要>
調査目的 : エコ(節約と環境の両視点)に関連した消費者の実態と意識を
探り、関連商品やサービス企画の一助とする。
調査手法 : インターネットWeb定量調査
対象エリア : 全国
調査対象者 : 20~59歳(10代、20代、30代、40代、50代 男女各250人)
有効回答数 : 1,000サンプル
調査実施期間 : 2008年7月1日~7月4日
調査機関 : ヤフーバリューインサイト株式会社


<最近の自主調査事例>

・航空運賃に関する自主調査(2008年6月):
(リンク »)

・情報メディアに関する自主調査(2008年2月):
(リンク »)

・パソコンに関する自主調査(2007年7月):
(リンク »)

<最近の関連調査事例>

・「カーボンオフセット、エコポイント、カーボン・フットプリント」に関する調査(2008年7月):
(リンク »)

・「エコ意識」に関する調査 (2007年6月) :
(リンク »)

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<ヤフーバリューインサイト株式会社>
「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、企業の成長に貢献
する価値を提供すること」、それが私たちの使命です。ヤフーバリューインサイ
ト株式会社は、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーとして、国内
最大級かつ高品質な調査パネルを基盤に、インターネットリサーチから従来型手
法まで、豊富なリサーチサービスを提供しています。2008年7月より、ヤフー株
式会社と「Yahoo!リサーチ」ブランドの共同運営を開始し、Yahoo! JAPANを通じ
た調査パネルの充実、インターネットにおけるノウハウやインターネット利用動
向の活用、そして、マーケティングテクノロジーの研究・開発を続け、これまで
にないサービスや価値を提供してまいります。
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<会社概要>
会社名    :ヤフーバリューインサイト株式会社
         (リンク »)
所在地    :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
        TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日 :2007年7月1日
資本金    :7億円
代表者    :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容   :・マーケティングリサーチ事業
        ・データ解析事業
        ・マーケティングコンサルティング事業
        ・生活者情報データ・コンテンツ事業
         [C-NEWS] (リンク »)
所属団体   :・社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
        ・社団法人日本マーケティング協会(JMA)
        ・ESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)
        ・日本行動計量学会

━─━ 本件に関するお問い合わせ・掲載等のお申込み先 ━─━─━─━─━─

ヤフーバリューインサイト株式会社 社長室 広報
お問い合わせフォーム
: (リンク »)

TEL:03-3367-1959 FAX:03-3367-1966

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