【SASニュースリリース】SAS、デジタル・マーケティング担当者とモバイル・ユーザーとの関係強化を支援

SAS Institute Japan株式会社

From: PR TIMES

2008-11-17 11:28

<報道関係各位>
2008年11月17日
SAS Institute Japan株式会社

*2008年10月29日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。


SAS、デジタル・マーケティング担当者とモバイル・ユーザーとの関係強化を支援
~ワイヤレス通信事業者が予測的分析機能の活用により顧客満足度を向上、顧客解約率の減少へ~




米国ネバダ州ラスベガス、「The Premier Business Leadership Series」発

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニー
である米国SAS Institute Inc.(以下: SAS)は、モバイル・マーケティングに
おいて顧客との良好な関係の強化を支援するソリューションである、SAS(R) Mobile
Interactionを発表しました。モバイル・コンテンツ事業者との協力により開発
された、このSAS Customer Intelligenceの新ソリューションは、SASのソフト
ウェアが誇る予測的分析機能をモバイル・マーケティング担当者に提供し、たとえ
厳しい経済環境下においてもマーケティングの成果を向上できるよう支援します。

SAS Mobile Interactionは、SAS Digital MarketingおよびSAS Marketing
Automationの機能を基盤とし、インタラクティブなマルチメディア・メッセージング
機能によって顧客とマーケティング・インテリジェンスとを結び付けるものです。実例
としては、ユーザーが行動を起こさずにはいられなくなるようなモバイル体験を提供す
る次世代モバイル・メッセージング・プラットフォームである、VOCEL社のインタラク
ティブ・メッセージング・ゲートウェイが挙げられます。SASのマルチパートナー戦略の
一環でもある、この分析的キャンペーン・マネジメントとモバイル・マルチメディア・
マーケティングとの連携は、顧客からのフィードバック、動的なプリロード、インテリ
ジェンスに基づいた提案、そしてソーシャル・ネットワーキングといった、新しく広大な
可能性を切り開きます。

Frost & Sullivan社Stratecast部門のグローバル・プログラム・マネージャー
であるスーザン・マクニース(Susan McNeice)氏は、「ワイヤレス通信事業者は、
ユーザー体験をよりよいものにするために、他と一線を画す、消費者との関係性を活用
することができるようになります。SASのソリューションは、ビジネス・アナリティクス、
キャンペーン・マネジメント、そして端末(携帯電話)のインタラクティブな機能を組み
合わせることにより、消費者と通信事業者、コンテンツ制作者にもたらす価値を高め
ながら、その関係性を最適化する機会をマーケティング担当者に提供します」と述べて
います。

より顧客の近くへ
SAS Mobile Interactionは、モバイル機器宛にカスタマイズされたプロモーションを
送信することにより、顧客満足度を向上させ、収益を増やしながら、顧客解約率を減少
させるための画期的な方法をワイヤレス通信事業者にもたらします。これまで、加入者に
プロモーションを行う際にショート・メッセージ・サービス(SMS)を用いていたマーケ
ティング担当者は、デジタル・キャンペーンの効果を正しく測定できませんでした。SASの
ソリューションは、顧客にメールなどによりプロモーションが行われた際に、それが
開かれたか、あるいは読まれたか、また、その結果、注文につながったかを示すため、
通信事業者は必要に応じてキャンペーンを調整することが可能となります。

ワイヤレス通信事業者は、SASのソリューションを活用することにより、恒常的に所定の
通話時間を超過する顧客に対して、「現在の料金プランで満足されていますか?」
「プランの変更をご希望ですか?」といった質問をすることができます。事業者は、
加入者の回答に対して即座に対応し、顧客が他の通信事業者に乗り換えてしまう前に
プランを変更することができます。そして、顧客を取り戻すための、あるいは新規加入者を
獲得するための高額のコストを節約することができます。

SASの通信・メディア・コンバージェンス担当ディレクターであるケン・キング(Ken
King)は、「SAS Mobile Interactionは、デジタル・コンテンツの販売やターゲ
ティング広告をはじめ、通信事業者と加入者間のすべての情報伝達を支援します。SASは、
モバイル機器に最高のデジタル・マーケティングをもたらし、タイムリーで正確、かつ費用
対効果の高いフィードバックを提供することで、通信事業者が顧客によりよいサービスを
提供できるよう支援します」と述べています。

電話のみによるテレマーケティングの終焉
加入者がプロモーションを受け入れた後、事業者は「ご満足いただけましたか?」という
テキスト・メッセージを送ることができます。顧客はワンクリックのみで返事できるため、
テレマーケティング担当者が顧客の自宅に電話をかけ、切られないように願いながら質問
する場合に比べると、回答が得られる可能性は高くなります。

SAS Digital Marketingによってデジタル・キャンペーンを創出し、展開することが
可能です。モバイル通信事業者のメッセージング機能により、オプトイン・メール広告を
承諾した顧客は、自分のモバイル機器でプロモーションの内容を閲覧することができます。
顧客の反応は、即座にキャンペーン・マネジメント・ソリューションであるSAS Marketing
Automationに送られます。

VOCEL社のCEOであるカール・ウォッシュバーン(Carl Washburn)氏は、「我々は、
SASと協力して、このような総合ソリューションを市場に提供できることを嬉しく思います。
両社の協業により、ワイヤレス通信事業者は、VOCELの特許取得済みのメッセージング・
プラットフォームと、SAS Customer Intelligence ソリューションを活用して、かつて
ないほど効果的に顧客へアプローチすることができます」と述べています。

ポーランド初のマルチメディア・モバイル通信事業者であるPlay社が、SAS Mobile
Interactionの試験運用を行うことが発表されました。Play社のスポークスパーソンで
あるマルチン・グルシュツカ(Marcin Gruszka)氏は、「SAS Mobile Interactionは、
通信事業者・加入者間を結ぶ次世代の通信プラットフォームになり得るでしょう」と述べて
います。

SAS Customer Intelligenceは、企業がエンタープライズ・マーケティング・マネジ
メントの枠組みを構築し、効果的で一貫性があり、かつタイムリーなキャンペーン・プロ
グラムをチャネル横断的に展開することを支援します。企業は、適切な顧客に対して適正な
プロモーションを行うことを目標とします。企業の管理職は、SASの予測的分析能力により、
新規キャンペーンへの投資に先立って、実績がどの程度、予測に合致するものとなるかを
把握することが容易になります。

SASの業界別ソリューションは、通信業界のほか、金融サービス、ライフサイエンス、
ヘルスケア、流通、製造など、それぞれの業界を対象としています。SASの業務特化ソリュー
ションは、企業のインテリジェンスを支えるプラットフォーム、カスタマー・リレーション
シップ・マネジメント(CRM)、フィナンシャル・マネジメント(FM)、サプライチェーン・
マネジメント(SCM)をはじめとするビジネスソリューションを提供しています。

本発表は、ラスベガスで開催されたSAS主催イベント「The Premier Business
Leadership Series」でなされたものです。このビジネス・カンファレンスでは官民を
問わず500名以上の参加者を迎え、ビジネスに関する重要課題について意見交換を
行いました。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、企業の戦略を支えるインテリジェンスを提供するソリューションとサービスの
リーディング・カンパニーです。SASのソフトウェアは全世界の45,000サイトで採用
されており、データから企業のパフォーマンスを向上させるインテリジェンスを創出し、
より迅速で正確な意思決定、顧客やサプライヤーとの有益な関係構築、公的規制へのコン
プライアンス、研究開発の促進、そして製品やプロセスの品質向上などに利用されています。
SASは、データ統合、インテリジェンス・ストレージ、最先端のアナリティクス、ビジネス・
インテリジェンスのアプリケーションを1つの統合エンタープライズ・インテリジェンス・
プラットフォームで提供する唯一のベンダーです。1976年の設立以来、「The Power to
Know(R)(知る力)」を全世界の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ
州キャリー、社員数:Worldwide約1万名、日本法人 約210名( (リンク ») )

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標
または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先
SAS Institute Japan株式会社
広報担当:坂元、倉石
TEL:03-3533-3780
E-mail:jpnpress@sas.com
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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