ネットスイートのユーザーは、クラウドコンピューティング環境にあるデータを利用してのレポート作成が可能に
米国プログレス ソフトウェア・コーポレーション(以下米国プログレス)を親会社とする、日本プログレス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 田上一巳)は、本日、SaaS型統合業務アプリケーションソフトウェアのリーディングプロバイダーであるネットスイート(米国NetSuite Inc.)が、Progress DataDirect OpenAccess Software Development Kit(以下DataDirect OpenAccess SDK)およびランタイムコンポーネントを使用して開発したODBCドライバーにより、標準ベースのアクセス方法の提供を実現したと発表しました。これにより、ユーザーは既存のODBC対応アプリケーションや、Crystal Reports、Business Objects 、Access、Excelなどのあらゆるサードパーティのレポート作成アプリケーションから、ネットスイートのクラウドアプリケーションのデータへ簡単にアクセスできるようになります。
ネットスイートは、優れた財務・会計、ERP(Enterprise Resource Planning)、CRM(Customer Relationship Management)、在庫管理、Eコマースなどの機能を、単一かつパワフルなアプリケーションに統合し、Webベースのビジネスアプリケーションスイートとして提供しています。NetSuite製品の利用をさらに推進させるために重要な要素は、CRMやERPシステムに保管されたデータをエクスポートし、そのデータを利用してレポート作成を容易にすることです。ネットスイートは、ビジネス上重要な情報に対して、いつでもどこでもアクセスできるようにしながら、同社のSaaS(Software as a Service)モデルで提供するアプリケーションへのアクセス方法を、ODBCやJDBC API、SQL、ANSIなどの国際標準および業界標準に準拠させる必要がありました。同時に、同社のアプリケーションが、これらの標準ベースのアクセス方法の最新バージョンおよび機能に対応し続け、ユーザーが常に必要なフォーマットでデータを抽出できるようにする必要もありました。このような理由から、ネットスイートは、最適な技術パートナーとして、データアクセス標準に関する広範囲のサポート、これまでの成功実績、ソリューションへの卓越した技術サポートを理由に、DataDirect OpenAccess SDKを選択しました。
DataDirect OpenAccess SDKおよびランタイムコンポーネントにより、アプリケーションの開発者や設計者は、あらゆるデータソースに対するドライバーをすばやく開発できるようになりました。その結果、ODBCまたはJDBC対応のアプリケーションから、独自のデータソース、ファイルフォーマット、もしくはAPI SQLへアクセスできるようになりました。DataDirect OpenAccess SDKは、標準ベースのアクセス方法を既存のSQLエンジン上に追加したり、既存のドライバーをカスタマイズしたりするためにも使用できます。100社を超えるISVおよび企業が、DataDirect OpenAccess SDKを使用して、迅速かつ低コストで、独自のAPIやデータフォーマットへの標準ベースのアクセスを可能にしています。
「オンデマンド、統合業務管理アプリケーションのリーディングプロバイダーとして、既存のアプリケーション、システム、プラットフォームをサポートするデータアクセスおよび相互運用性のための最高のソリューションを提供することは非常に重要でした」と、ネットスイートの主席製品マネージャーであるMalin Huffman氏は述べています。「DataDirect OpenAccess SDKを使用すると、わずかな開発時間と労力で、ODBCやJDBC対応のアプリケーションから、SQLでデータにアクセスできるようになります。このことにより、ユーザーがクラウドコンピューティング戦略を導入する際に、安心感を与えることができます。サービスクラウドに保管されているデータを容易に抽出でき、そのデータを使ってさまざまなレポートを作成できるからです。」
今日、ネットスイートの多くの顧客が、DataDirect OpenAccess SDKおよびランタイムコンポーネントで開発されたODBCドライバーを利用しています。たとえば、次のような利用例があります。
・ 食品加工・包装企業:Crystal Reportsを使用して、パッケージ印刷や店舗に送る入庫在庫シートで使用する情報を取得している。大幅な時間短縮につながり、これまで閲覧できなかった情報にもアクセスできるようになった。
・ オーディオ装置製造企業:ODBC経由でデータをCrystal Reportsのレポートに送り、販売スタッフの手数料を計算している。
・ アンチウイルス/アンチマルウェア・ソフトウェアベンダー:ODBC経由でライセンス発行待ちの行列に入っている注文を識別し、クライアント・サーバーアプリケーションでレポート作成を実行している。また、このデータを抽出し、データウェアハウスに格納する。
「DataDirect OpenAccess SDKおよびランタイムコンポーネントでは、データベースへアクセスするのに必要なコードの99%が用意されているため、カスタムドライバーを数日で実装できます」と、Progress DataDirectのOpenAccess上級プログラムマネージャーであるDipak Patelは述べています。「この簡単なプログラミングのおかげで、NetSuite製品の開発チームは、これまで以上に早く市場に製品を投入できるようになりました。しかも、お客様がもっとも必要とするビジネス要件にも確実に対応することができるようになりました。」
日本プログレスの代表取締役、田上一巳は次のように述べています。「企業にとって目的や予算に応じて、ネットワークを介してビジネスアプリケーションの供給を受けられるSaaSは、非常に魅力的である半面、データへのアクセスに制限が多いのも事実です。標準ベースのデータアクセスに必要なドライバーを簡単に実装することができるDataDirect OpenAccess SDKおよびランタイムコンポーネントは、まさにその課題への解決策となるでしょう。日本においても、ますます勢いを増すSaaSベンダーへの展開を進めていきたいと考えています。」
※Progress、OpenAccess、DataDirectは米国およびその他の国におけるProgress Software Corporationの商標または登録商標です。その他記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載の製品名、担当部署、担当者、WebサイトのURLなどは、本リリース発表時点のものです。
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