Barracuda Web Filter 7.0で新たにソーシャルメディアハラスメントに対応

バラクーダネットワークスジャパン株式会社

2013-08-29 00:00

Barracuda Web Filter 7.0で新たにソーシャルメディアハラスメントに対応。標準ポリシーやカスタムポリシーの侵害に対するプロアクティブなアラート機能を搭載、SSL暗号化接続によるオンラインブラウジングやソーシャルメディア活動の規制が容易に。
2013年8月29日(木)東京発 -セキュリティとストレージソリューションのリーディングプロバイダであるBarracuda Networks Inc.(本社:米国カリフォルニア州キャンベル)の日本法人である、バラクーダネットワークスジャパン株式会社(東京都品川区、執行役員社長:林田 直樹、以下バラクーダネットワークス)は本日、Barracuda Web Filterの新ファームウェアバージョン7.0のリリースを発表しました。今回のリリースの主な機能には、透過モードでのSSLインスペクション機能、Webポリシー違反に対するプロアクティブなアラート、そして強力な新レポートエンジンなどの機能が含まれています。

ソーシャルメディアは、職場においても重要な役割を果たすようになってきているため、関連サイトを完全に遮断するのは得策ではありません。また、ソーシャルメディアのポータルサイトの多くが、インターネットトラフィックを暗号化しているため、これらの活動の規制と監視が困難になっているのが現状です。NSS Labsの最近の報告によると、Webトラフィックの25-35%がSSLであり、環境によっては、SSL暗号化トラフィックが全トラフィックの最大70%も占める場合があるとしています。

スティーブン・パオ(Stephen Pao)のコメント                                                  
(バラクーダネットワークス、セキュリティビジネス担当ジェネラルマネージャ)
「ソーシャルメディアは、従来のネットワークセキュリティから、より高度なコンテンツセキュリティへとシフトしています。過去では、サイトへの訪問や訪問先を規制することに専念してきましたが、要件が次第に高まり、正規のビジネス利用において、ソーシャルメディアのトラフィックに関する復号、規則化、アラート、あるいはレポートといったニーズに対応する必要が出てきました。」

Barracuda Web Filterのバージョン7.0では、きめ細かいレベルでソーシャルメディアの利用を規制し、監視できるようになりました。以下に主な機能を紹介します:

・SSLインスペクション: 管理者はBarracuda Web Filterで、特定のカテゴリやドメインにおけるSSL暗号化トラフィックをスキャンし、検査するように構成することができ、きめ細かいポリシーの実行が可能になります。例えば、ソーシャルメディアをターゲットカテゴリとして設定し、関連するすべての投稿をアーカイブし、マルウェアから保護、あるいは、YouTube.comをターゲットドメインとして設定し、リクエストをYouTube for Schools(学校向けのYouTube)のポータルに転送するように設定することが可能です。

SSLインスペクション機能は、Barracuda Web Filter 610以上のモデルのフォワードプロキシ実装において有効であり、Barracuda Web Filter 910と1010モデルでは、透過的なインライン実装でも利用できます。

・不審な活動に対するプロアクティブなアラート: Barracuda Web Filterには、ハラスメント、武器、テロ、ポルノなどに関連するキーワードやフレーズの英語辞書が予め内蔵されています。管理者は、これらのキーワードやフレーズが含まれているコンテンツがソーシャルメディアのポータルサイトや検索エンジンに投稿された場合、自動的にアラートを生成するように構成することができます。また、独自のキーワードやフレーズを監視対象に追加することも可能です。アラートはリアルなネットワークユーザの個人情報とタグ付けされ、ソース元や個別のオンラインプロファイルを容易に特定することができます。

・高性能レポートエンジン: Barracuda Web Filterでは、60以上にも及ぶレポートの種類が予め内蔵されており、別途ハードウェアやソフトウェアを必要とせずに利用することができます。Barracuda Web Filter 7.0では、高性能を意図して設計されたレポートエンジンが新たに追加されており、ソーシャルメディアポータル、メディアサイトのストリーミング、ゲームサイト、または他のカテゴリにおいて、ユーザの詳細な利用状況が可視化されたレポートが新たに20種類以上も用意されています。

ファームウェア7.0では、Barracuda Web Filterの強力な機能がさらに拡張されており、インバウンドとアウトバウンドのマルウェアプロテクション、コンテンツフィルタリング、そしてアプリケーションのコントロールと監視機能を通じて、包括的なWebコンテンツセキュリティを提供しています。また、ネットワーク外のノートPCやタブレットに対応したエージェントも含まれています。本製品におけるモデルの広範なラインナップでは、シングルデバイスで2GbpsスループットでのTCP同時接続数が最大100,000までサポートされており、スケーラビリティと冗長構成向けに複数のデバイスをクラスタ化することもできます。さらに、統合レポートにより、専用のレポート機器が不要となり、複数のデバイスをBarracuda Cloud Controlポータルを通じて一元管理することも可能になり、分散化した組織にわたり統一されたインターネットポリシーを実行することができます。

Barracuda Web Filterバージョン7.0は、現在アプライアンス(ハードウェア)を利用されており、同時にエネルギー充填サービス、または仮想アプライアンスライセンスが有効なお客様の場合、即時無償で利用開始することができます。


関連資料:

スクリーンショット
Barracuda Web Filter 7.0ダッシュボード:
(リンク »)
Barracuda Web Filter 7.0ソーシャルネットワーキングポリシー: (リンク »)

ビデオ
Barracuda YouTubeチャネルでは、バラクーダネットワークスの実績豊富なソリューションを活用してネットワークを保護している顧客事例をご紹介しています:
・Dysart Unified School District – (リンク »)
・Southfield Public Schools – (リンク »)
・City of Westerville, Ohio – (リンク »)

製品ブログ
(リンク »)

Barracuda Web Filterについて
Barracuda Web Filterは、Webコンテンツフィルタリングソリューションとして、最新のテクノロジやオンラインツールを生かして、企業における生産性の低下、帯域幅の無駄な消費、そしてデータ漏えいを防ぐことに貢献しています。ソーシャルネットワーキングのコントロールなど、新たな要求が発生するたびに、Barracuda Web Filterでは要件を満たすために新機能が自動的に追加、更新されていきます。また、オンライン活動をきめ細かくリアルタイムで可視化し、個々のユーザやアプリケーションにまで分類し、効果的なコンテンツやアクセスのポリシーの作成および実行を可能にしています。さらにBarracuda Web Filterには、無制限のエージェントおよびソフトウェアライセンスが含まれており、企業ネットワークの外で利用されるモバイル端末にもコンテンツおよびアクセスのポリシーを実施することができます。詳細は (リンク ») をご覧下さい。

【バラクーダネットワークスについて】
バラクーダネットワークスは、世界中で15万以上の組織に対して、ユーザ、アプリケーション、そしてデータの安全を守っています。強力かつ操作性に優れたITソリューションをお求めやすい価格にて提供しており、世界中から頼れるリーダとして評価されるまでに至っています。バラクーダネットワークスの顧客中心のビジネスモデルは、セキュリティとストレージ分野における付加価値の高いサブスクリプションベースのITソリューションの提供にフォーカスしています。詳細は (リンク ») をご覧下さい。

* 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

* 本リリースは、米国本社が2013年8月21日に発表した内容を元に作成しています。
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