Micro Focus Visual COBOLは、最新版のCOBOL統合開発環境製品です。幅広いプラットフォームをサポートしており、主要OSの最新バージョンにもいち早く対応してきました。COBOLソースを多数のプラットフォームに展開することができる優れたポータビリティと高いパフォーマンスを誇ります。また、開発時にはMicrosoft Visual Studio や Eclipse IDE と統合して利用することが可能で、COBOLが初めての技術者にも高い開発生産性をもたらします。さらに、.NET、JVM、モバイルやクラウドなど最新の環境にも対応。価値ある既存COBOL資産の最新テクノロジー環境での活用を可能にし、お客様の基幹システム再構築とモダナイゼーションを支援する製品です。
今回、昨年12月に出荷開始した「Visual COBOL 2.3J」に、サポートプラットフォームとして従来のx86サーバーに加え新たに Linux on Powerを追加しました。次世代コンピューティング基盤として注目されているIBM Power Systemsは、高いパフォーマンスと堅牢性、高度な仮想化機能が特長です。これにより、お客様のモダナイゼーションの選択肢をさらに拡大するとともに、COBOL開発管理機能を一層向上させるための強化も行い、「Visual COBOL 2.3J update 1」をリリースします。
■Micro Focus Visual COBOL 2.3J update1の主な新機能
1.Linux on Powerのサポート
•IBM Power SystemsのRed Hat Enterprise Linux 7とSUSE Linux Enterprise Server 12のサポートを追加しました。リトルエンディアンに対応し、IA Linuxで稼働するCOBOLアプリケーションの移行が容易になります。
2.最新の Microsoft Visual StudioおよびEclipse IDEとの連携機能を強化
•Light Bulb を使って任意のコードをコピーファイルへ外出しする機能などを追加(Visual Studio 2015 との連携)
•ナビゲーション機能の強化(EclipseおよびVisual Studioとの連携)
3.特定の条件に合致するコード箇所を抽出するクエリー機能の追加
•ユーザー定義の独自クエリーを取り込み、Visual COBOLで実行できるようになりました。開発者の端末上でコーディング規約の徹底を図ることが可能になります。
4.COBOL向け単体テストフレームワークの強化
•Github 等で活用される markdown 形式のレポート出力機能等を搭載しました。(Tech Preview)
■製品の稼働環境
Micro Focus Visual COBOL 2.3J update 1
Windows 10 (x64/x86)
Windows 8, 8.1 (x64/x86)
Windows 7 (x64/x86)
Windows Server 2012 R2 (x64)
Windows Server 2012 (x64)
Windows Server 2008 R2 (x64)
Windows Server 2008 SP2 (x64/x86)
Red Hat Enterprise Linux 5.x, 6.x, 7.x (x64/x86)
Red Hat Enterprise Linux 7.x (IBM Power Systems) (new)
Red Hat Enterprise Linux 6.x, 7.x (IBM z Systems)
SUSE Linux Enterprise Server 11, 12 (x64/x86)
SUSE Linux Enterprise Server 12 (IBM Power Systems) (new)
SUSE Linux Enterprise Server 11, 12 (IBM z Systems)
Oracle Linux 6.x, 7.x (x64/x86)
AIX 6.1, 7.1, 7.2 (IBM Power Systems)
HP-UX 11.31 (Itanium)
Solaris 10, 11 (SPARC)
Solaris 11 (x64/x86)
■製品の販売について
・販売開始:2016年4月22日
・出荷開始:2016年5月20日
■Micro Focus製品全般について/ユーザー事例など
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