ネットワーク間のデータ受け渡しを効率的に、さらに安全に

データ受け渡し製品Crossway®/データブリッジに自動転送専用タイプとウイルス対策オプションを追加し、1月20日から販売

NTTテクノクロス株式会社

2016-11-17 15:00

NTTソフトウェア株式会社(本社:東京都港区港南、代表取締役社長:山田伸一)は、ネットワークが分離された環境でデータの受け渡しを行うCrossway®/データブリッジの新タイプとして、データを自動転送することで作業負担の軽減をはかる「Crossway®/データブリッジ AT(以下、データブリッジAT)」を追加しました。また、マルウェアの不正対策としてデータの受け渡し時にウイルスチェック/駆除をおこなう「VCオプション」も新たに用意しました。どちらも、2017年1月20日から販売します。 堅牢なセキュリティ対策が求められる金融機関を中心に、自動化によるデータ受け渡し作業の効率化と、ウイルス対策によるデータ受け渡し時の高セキュリティ化を実現します。
■背景
あとを絶たない標的型攻撃対策として、個人情報や機密情報を多く扱う金融機関・自治体・情報通信業などを中心に、機密情報を取り扱う基幹システムをインターネット接続環境から物理的に切り離すネットワーク分離を進めています。
ネットワークが分離された環境でデータを受け渡すという作業は、一つ一つ手作業で実施する必要があります。データの受け渡しを行うシステム数が多い金融機関などでは、運用負担を軽減したいという課題があります。
一方でセキュリティ面においては、データを渡す端末のウイルス対策ソフトに設定不備があったり、端末自体がウイルス感染している場合は、チェックが有効に動作しない可能性が考えられます。ウイルスチェック機能付きUSBメモリを利用する方法もありますが、上記に加え、持ち運べてしまうため情報漏えいの心配があります。
このような背景から、異なるネットワーク間でデータを安全に受け渡す従来製品に、自動的にデータを転送するタイプと、データブリッジ機器内部でのウイルスチェックを行うオプション機能を用意しました。

■特長
(1)データブリッジAT:データ自動転送タイプ
転送元端末の指定したフォルダに置かれたデータを、データブリッジATが転送先端末の指定フォルダに自動で転送します。手作業で行っていたデータの受け渡し作業を自動化することで、それまでかかっていた運用負担を軽減します。例えば、処理済みの取引データを金融機関ネットワークの端末に移したり、注文書データをスタンドアロンの顧客管理端末に渡したり、といった人手で多数のデータの受け渡すような定型業務を自動化します。
また、データを転送できる端末の制御ができるため、転送元、転送先ともにあらかじめ決められた端末に利用を限定できます。利用は関係者のみになるため、情報漏えいリスクを抑えられます。

(2)VCオプション:転送時自動ウイルスチェック
データを受け渡す際、端末で実施するウイルスチェックとは別にデータブリッジ機器内で独自にウイルスチェック/駆除を実施します。そのため、万が一端末がウイルス感染している場合でもチェックは正常に動作し、基幹システムへのマルウェア侵入を防ぎます。ウイルスチェックにはESET社の「ウイルス・スパイウェア対策製品ESET File Security*1」を採用しています。

■価格(税込)
データブリッジAT:398,000円
VCオプション:20,000円(1年目)/10,000円(2年目以降)
※VCオプションは、「Crossway/データブリッジ」、「Crossway/データブリッジ AT」に付与できます。
「Crossway/データブリッジmini」に付与することはできません。
※既存の「Crossway/データブリッジ」をご利用でVCオプションを付与したい場合は、ご相談ください。
※VCオプションは、別途保守サービスにご加入いただく必要があります。

■Crossway/データブリッジとは
2台の端末に接続している間だけデータを受け渡すことができ、接続を外すと本体のデータが消去される仕組みのデータ受け渡し製品です。さらに、利用端末や利用者、時間帯などを制限できるため、不正なデータ受け渡しを防止します。ネットワーク接続のない端末間でもUSBメモリのように手軽に情報を受け渡し、さらに中間サーバ以上の安全性を持ち合わせていながら安価に安全なデータの受け渡しを実現します。

■NTTソフトウェア株式会社の概要
NTTソフトウェアは、高度なネットワークテクノロジーとシステム構築力を基盤にICT経営戦略コンサルティングからシステム構築、保守・運用に至るまでをトータルに提供するソリューションサービスプロバイダです。お客様の経営課題解決や要望に確実にお応えするため、付加価値の高い最適なソリューションをお客様とともに創り出し、提供しています。( (リンク ») )

このプレスリリースの付帯情報

Crossway/データブリッジのサービスイメージ

用語解説

*1:ESET File Security
ESET File Securityは、「高い検出力」と「軽快な動作」を両立したウイルス対策ソフトで、Virus BulletinやAV-Comparativesなど、業界で権威のある第三者機関から高く評価されています。( (リンク ») )
日本国内総販売代理店のキヤノンITソリューションズ株式会社は、日経コンピュータ 顧客満足度調査のウイルス対策製品部門において、4年連続で総合満足度1位を獲得しています。( (リンク ») )

※CrosswayはNTTソフトウェア株式会社の登録商標です。
※会社名、製品名などの固有名詞は、一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]