Microsoftは11月中旬に「Azure」からベータタグを取るにあたって、Azure周辺の取り組みを活発に進めている。
アップデート:Azureチームは米国時間10月29日付けで、アップデートした最新のロードマップをブログにて公開している。これによると、Azureのプレビュー版は2009年いっぱいは利用できるという。Azureの利用やホスティングに課金するのは、2010年2月1日からとしている。
米国時間10月28日、MicrosoftはPHP、Java、Eclipse IDEを利用してAzure向けにウェブアプリケーションを作成したり修正したいという開発者をターゲットとした開発ツールの計画を発表した。
ドイツで開催されている「Eclipse Summit Europe」にて、MicrosoftはPHP開発者向けのプラグイン「Windows Azure Tools for Eclipse」を発表した。同プラグインは、すでに発表済みの「Azure Software Development Kit(SDK) for PHP」とともにEclipse PHPプロジェクトにバンドルされる。最新ツールは、Microsoftの投資と指示の下、Soyatecが開発している。
このプラグインにはWindows Azureストレージエクスプローラが含まれており、開発者はWindows Azureのテーブル、キューなどにあるデータをブラウズできるとMicrosoftは説明している。Windows Azure Tools for Eclipseは現在、コミュニティテクノロジープレビュー(CTP)版をダウンロードできる。「ウェブ向けリリース」の正式版は、11月の予定だ。
Microsoftは同日、「Windows Azure SDK for Java」も発表した。同SDKも、Microsoftの協力の下でSoyatecが開発している。SoyatecのSDK for JavaのCTP版はダウンロードを開始しており、ウェブ向けリリースの正式版は11月の予定という。
(Microsoftは、同じくMicrosoftパートナー企業であるSchakraともAzure向けのJava SDKの開発を進めている。同SDKは「Azure .NET Services」をターゲットとしているが、SoyatecのものはAzureのOSレイヤであるWindows Azure(開発コード名「Red Dog」)をターゲットとしている。Microsoftは先に、2010年3月を予定している「.NET 4.0」正式版リリースに歩調を合わせるため、Azure .NET Servicesからワークフローサービスを削除することを決定している。Schakra Java SDKの最新のCTP版は11月に登場する予定だが、正式版の予定は公開されていない)
このほかのEclipse関連のニュースとして、MicrosoftとソリューションプロバイダのTasktop Technologiesは、「Windows 7」「Windows Server 2008 R2」の最新機能を利用するためのEclipse IDE向けアップデートを開発することを発表した。TasktopはこのアップデートをEclipse IDEに貢献し、Eclipse Public Licenseの下で公開する。アーリーアクセス版は2010年第1四半期に登場し、一般向けリリースは2010年6月の「Eclipse Helios」のリリースの一部として行う予定だ。このプロジェクトもMicrosoftの投資を受けている。
MicrosoftがAzureの正式ローンチの場となる「Professional Developers Conference(PDC)」に先駆けてさまざまな部品を揃える一方、Amazon.comも自社クラウドコンピューティング環境に、Azureに真正面から対抗するような要素をいくつか加えている。同社は10月27日に「Amazon Relational Database Service(RDS)」のベータ版を発表している。クラウドコンピューティング通のRoger Jennings氏がブログで指摘しているように、Amazonは事前設定された「MySQL 5.1」インスタンスを提供しており、最上位は68Gバイトメモリと26ECU(仮想コア8個と3.25ECU)で、データストレージは最大1Tバイトとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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