われわれサポート技術者は、さまざまな環境、業界に身を置き、部門編成、インストールベースやユーザーの数もサポート対象によって異なる。しかし、人間とコンピュータがうまく協調していけるようにするという目標は、どのようなサポート技術者でも同じだ。私は、数年にわたって、民間の航空機メーカーから経営コンサルタント会社、化学プラントから陶器製造業まで、さまざま業界を経験してきた。その間、サポートの対象としたハードウェア、ソフトウェア、ユーザーはさまざまだったが、われわれサポート技術者をイライラさせることがらは驚くほど共通していた。そこで今回は、サポート技術者をイライラさせる原因トップ10を思いつくままに紹介してみたい。
こうしたユーザーの典型的な例として、しょっちゅうサポートに連絡してきては「T1回線がダウンしていて、Webも使えないしSAPにもログインできない」と訴えるお偉いさんがいる。この人は現象を説明することをせず、とにかく「T1回線がダウンしてるんだよ。直してくれ。」の一点張りだ。この種のユーザーは二重の意味で厄介だ。トラブルシューティングが複雑になるだけでなく、多くの場合、ユーザーの誤解を解くことが難しいからだ(この例では、T1は信頼性が低いものだという先入観がある)。
私は、自分の知識を提供し、ユーザーの技術レベルを高めたいと思っているが、同時に、トラブルシューティングの真っ最中にそれをやりたくはないとも思っている。明らかに難解な問題に取り組んでいるときに、これをやられると本当にイライラしてくる。ユーザーが質問してきて、それに答えられないと、トラブルがうまく解決できないことと相まって自分の無能さを再認識させられるからだ。
例えば、「え、私のマシンにDoomがインストールされているだって? 一体どうやってそんなことになったのか皆目見当が付かない」と答えるといったケースがこれにあたる。例えば、ある地方大学のMBA取得コースからきていた夏期インターンが、ネットワークにアクセスできないとヘルプデスクに文句を言ってきたことがある。彼のコンピュータをざっと調べてみたところ、「n」で始まる名前のファイルがすべて削除されてしまっていることが判明した。この実習生はファイルなど一切削除していないと言い張っていたが、結局は、何もすることがなかったので見覚えのないファイルをすべて削除したと思うと白状した。なぜ、nで始まるファイルから始めたのかは今もって謎だが。
私は、困難な問題にぶつかり、メーカーの技術サポートに電話する羽目になるのがいやだ。しかし、いろいろと試して、マニュアルも読み、エラーメッセージをGoogleで検索し、食事もとらずに取り組んでも問題を解決できないときは、メーカーの技術サポートに電話する。彼らは、例によって非常に基本的なことを尋ねてくるわけだが、そんな質問をされることに私は耐えられないのだ。「プリンタの電源コードがコンセントに接続されており、電源がオンになっていることを確認しましたか?」ああ、勘弁してくれー。そんな質問は省略していいから、すぐに高レベルの本題に入ってくださいよ。あなたが今一度確認せよとおっしゃることは、少なくとも3回は確認しましたから。お願いしますよ。あ、いや、ちょっと待って。今のは忘れて。電源コードのスイッチがオフになってました・・・。
購買部の役割の1つは、最安値の部品を探すことだというのはよく分かっているし、その重要性も理解している。しかし、こちらが購買要求書に記載した部品を、単に安いからという理由で、同等と判断した他の部品に勝手に変更してしまうのは勘弁してほしい。私も、これで相当にいらついたことがある。レックスマーク製のプリンタ用にキングストンのRAMの購買要求を提出したときだった。RAMが届いたとき、うかつにも、それがキングストンではなくゴールデン製のRAMだったことに気づかなかった。プリンタはまったく動かない。レックスマークのドキュメントをめくってみると、ゴールデン製のRAMは使えないと書いてあった。しかし、もう封を切ってしまったので返品はできない。購買部の社員は、取引先のVAR業者の勧めに従ってゴールデンのRAMに変更したようだ。価格がキングストンのRAMの3分の1だったのだから無理もない。しかし、このケースではコストを節約しようとして、かえって高くついてしまう羽目になった。
勝ち残るIT活用--中堅中小企業の現場からタレントの江口ともみさんをレポーターに、
全国さまざまな業種の企業担当者に聞く!
サイバー攻撃関連ニュースのまとめ特別企画:高度化するサイバー攻撃からビジネスを守る
~対策レポートや企業の製品動向をまとめ読み~
JP1、Hadoop、QlickView "集計・分析"
データをクラウドに集約 ”蓄積・検索"
率直な読者のご意見を全て公開
クラウドに対する疑問や実際の効果に迫る
陥らないためのワンポイント解説&
”実証実験から読み解くセミナー”情報
必要以上の容量を奨められていませんか?
→電気ガスのように使えるストレージを知る
ウェブ消費行動の専門家×日本ベリサイン
ネットで消費者の信頼を得るポイントとは
境界防御だけでは、もはや不十分?
大切なデータベースを守る方法とは
福田和代が贈るZDNetオリジナルストーリー
見逃せない3部作の第1回が無料公開!
日立のサーバ戦略が描く、IT活用の今後
仮想化・クラウド対応としての製品強化
製造業者必見
オフライン環境のセキュリティ対策
物理パッチ適用までにサーバを襲う脅威から
自動的に保護するDeep Securityエージェント
最新テクノロジ満載、「百度」の講演も!
TECHNOLOGY @WORK 東京 2012レポート
株式会社イーフロンティア
NECラーニング株式会社
ピーエムシー・シエラ・ジャパン株式会社
ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。