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本質を知らずして、問題解決の責務は果たせない。――ゼロから1を生む人材が起こす大胆なイノベーション

国産ERPパッケージ「COMPANY」シリーズを提供する株式会社ワークスアプリケーションズ(以下、ワークスアプリケーションズ)は、日本における情報投資効率の向上を理念として、1996年に創業。特に、人事・給与製品の分野では強く、2005年の日本市場におけるライセンス売り上げシェアでナンバーワンになるなど、大手企業に特化した国内導入実績は、600企業グループにも及ぶ。今回は、そんな同社の成長戦略と人材戦略の強さの秘密に迫った。

富永康信(ロビンソン)  2008年2月8日 10時00分

 従来のコンサルタントが顧客に個別訪問して導入を進める方法を改善し、顧客がワークスアプリケーションズ内のブースを利用して、機能説明やパラメータ設定のコンサルティングを受けるワークショップ形式での導入方法と、集合研修型のハンズオン・トレーニング・プログラムを編み出した。今ではこの方法が導入のスタンダードになっている。(※ハンズオン:実践)

 その後、同氏は、ウェブサービスの開発責任者として、製品の方向性を導く立場のプロダクトオーナーに就任。製品開発のヒット率アップを図るとともに、エンジニアとユーザーが直接交流するためのコミュニティや分科会、ウェブ上のサポートサイトを利用し、製品の改善や理解向上に大きく役立てる仕組み作成に貢献した。

 最近では、担当製品領域を拡大。システム管理の煩雑性を解消するため、ID管理製品「COMPANY Identity Management(IM)」を開発。2008年1月にリリースしたこの製品は、社員からボトムアップで提案して作られた、同社の歴史の中でも最初の製品となった。現在は、CRMの開発責任者として将来のSaaS提供も見据え、製品ラインナップを充実させている最中だという。

 このように、自発的に取り組むことで、アイデアを実現できるのもワークスアプリケーションズの企業環境の特長。問題の本質に率直に取り組むことで、大胆なイノベーションを生み出すことができるのである。

新製品のID管理「COMPANY Identity Management(IM)」

従来のID管理の煩雑さに斬りこんだソリューション。IDの自動管理によって、内部統制対策などが促進される製品だ。企業や社会が求める製品を、ひとりひとりが作り出していくことが求められている。従来のID管理の煩雑さに斬りこんだソリューション。IDの自動管理によって、内部統制対策などが促進される製品だ。企業や社会が求める製品を、ひとりひとりが作り出していくことが求められている。

世界3大ベンダーの一角を目指して

 創業から12年。さらに次の10年に向けて、今を第2の創業期と位置づけている同社。欧州のSAP、米国のオラクルに次ぐ、アジアのワークスアプリケーションズとして、ERPパッケージソフトウェア市場のトップベンダーに成長する計画を掲げる。

 「そのためには、新製品開発のスピードを今以上に加速させ、どれだけ多くの優秀な人材が当社の理念や方向性に賛同し参加してくれるかにかかっているのです」と伊藤氏は話す。

 COMPANYの好調な売れ行きに伴い、売上高や営業利益などが前年同期実績を大幅に上回ると発表したワークスアプリケーションズ。グローバルレベルで競合他社と渡り合うため、「我こそは」という人材の、積極的なチャレンジを待ち望んでいる。

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「インタビュー」 のバックナンバー

http://japan.zdnet.com/tensyoku/interview/story/0,3800076962,20366518,00.htm
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