日立製作所(日立)は、SOAプラットフォームに対応したウェブシステム基盤「Cosminexus」をバージョンアップ、「Cosminexus V8.5」を発表した。V8.5はシステム開発生産性の向上に加え、クラウド時代に適合したビジネスの実行を迅速、確実に実現するシステム構築機能の強化を図っている。
「規制緩和によるサービス連携の容認、長期的な経済環境の停滞、地球温暖化防止に向けたCO2の排出削減など、ビジネスのバックグラウンドが劇的に変化する中、企業は既存のサービスを喪失し、形を変えながら新たなサービスを生み出さなければならないというプレッシャーに直面している」――
こう語るのは、日立のソフトウェア事業部でアプリケーション基盤ソフトウェア本部 AP基盤マーケティング部で部長を務める尾花学氏だ。
その流れの必然として登場したのが「仮想化技術」と「クラウドコンピューティング」というトレンドだと述べる尾花氏は、「企業にはビジネス戦略を常に変化させ、ITをいかに対応させていくべきかが問われる時代になった」と強調する。
日立がその答えとして示したのが、PaaSとSaaSとプライベートクラウドの3つのビジネスソリューションを「Harmonious Cloud」として技術体系化したシステム基盤だ。そして、日立にはそれを担うアプリケーション実行基盤であるCosminexusをさらに強化し、クラウド時代の迅速、確実なシステム構築に寄与していくという狙いがあった。
今回のV8.5における機能強化の目的は、仮想化環境におけるシステムの性能維持と、信頼性、運用性の確保にあるという。
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