シマンテック、VMware環境下で高可用性保つソフトウェアなどを発表

田中好伸(編集部) 2010年08月31日 19時54分

 シマンテックは8月31日、仮想化ソフト「VMware」環境下でアプリケーションを仮想化してストレージコストを最小限に抑えるためのソフトウェア「Symantec Application HA」と「Symantec VirtualStore」を発表した。Application HAは9月30日からパートナー企業を通じて発売される。VirtualStoreは2011年1〜3月の発売を予定している。

 今回のApplication HAは、仮想化環境運用管理製品「VMware vCenter」と可用性を高めるための「VMware High Availability(HA)」との統合を実現することで、アプリケーションの高可用性を初めて実現したとしている。具体的にApplication HAは、仮想マシン(VM)内のアプリケーションの健全性を監視して、障害を検出する。障害の発生したアプリケーションは再起動され、必要に応じてVMware HAと連携して、VMを再起動するといったこともできるようになる。

 管理者はvCenterからApplication HAのすべての操作を管理でき、ツールの追加や専用のトレーニングが不要という。詳細な検出と自動設定機能で、管理者は数回クリックするだけでApplication HAをインストール、設定、管理できるとしている。

 仮想環境を活用するには、数百とも言われるVMのイメージを従来のハードウェアファイラに保持するが、この状況では、増加し続けるストレージ要件やパフォーマンスのボトルネックが大きな課題とされている。VirtualStoreを利用すれば、VMware環境でサーバとストレージを個々に拡張、VMの効率的なプロビジョニングなどができると説明している。

 VirtualStoreもvCenterと統合され、VMの増加に伴うストレージコストの削減と仮想基盤の性能向上に役立つという。管理者は、既存のストレージ投資の目的変更、安価なストレージを活用することでVMごとにかかるコストを大幅に削減できるとしている。

 Application HAの参考価格はVM1台あたり8万2400円。VirtualStoreはサーバ1台ごとの価格モデルで発売する予定としている。

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