UFJ銀行とみずほ銀行をかたるフィッシングメールが発生

藤本京子(CNET Japan編集部) 2005年03月15日 17時10分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 UFJ銀行とみずほ銀行は、同行の名前をかたった偽装メール(フィッシングメール)がユーザーに送りつけられている事実を確認したと発表した。

 UFJ銀行は3月15日、同行からのものと偽装したメールがオンラインバンキング「UFJダイレクト」のユーザーに対して送られていると発表した。UFJ銀行を名乗ったフィッシングメールは、不特定多数の顧客に送付され、セキュリティのためと称してオンライン上で本人確認を促す内容だ。14日21時30分以降より顧客から同行のコールセンターに問い合わせがあり、15日15時時点で約400件の問い合わせがあったという。現時点で実被害は報告されていない。

 CNET Japan編集部に届いたメールによると、そこには本人確認するためのサイトのURLが書かれており、そのURLは一見SSL暗号化がなされたUFJ銀行のサイトにつながるように見える。ただし、実際にそのURLをクリックしてサイトのソースを確認すると、暗号化されていないのはもちろん、IPアドレスの数字がそのまま並んだサイトにつながる。メールに書かれたアドレスは、ミラーサイトと称するサイトも含め3つで、パラグアイ、ポーランド、韓国のサイトにつながるようになっている。

フィッシングメールでアクセスしたリンク先。実際のUFJ銀行のサイトと見た目は同じ

 一方みずほ銀行は、9日にオンラインバンキングのユーザー1名より不審なメールを受け取ったとの報告を受けた。同行では10日に事実内容をホームページ上にて公開、注意を促している。メールは「口座パスワード確認」という件名で、オンラインバンキングのパスワードを知らせる内容だったという。実被害は報告されていない。

 両行では、メールで個人情報を確認するようなことはないとしており、不審なメールは削除するよう呼びかけている。また、個人情報を入力する際はリンク先のURLを確認するよう注意を促している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化