レノボの売上が減少--IBM顧客は「他社製品を検討」の調査結果も

Michael Kanellos (CNET News.com)

2005-02-07 15:23

 IBMのPC事業を引き継ぐ予定のLenovo Groupが第3四半期決算(1月末締め)を発表した。それによると、同社の売上は、前年同期の8億3970万ドルからわずかに減少し、8億770万ドル(63億香港ドル)になったという。また、PC出荷台数は19%増加したものの、純利益は前年同期と概ね変わらず4180万ドルとなった。

 Merill Lynchが欧米のCIO(最高情報責任者)100人を対象に実施した調査によれば、IBMによるPC事業売却の発表を受け、同社の顧客企業は、他社製品を含むさまざまな選択肢を検討することになりそうだという。Merill Lynchのグローバル・ストラテジー・アナリストSteven Milunovichは、「ほとんどの回答者が、IBMのPC事業売却について賢明な判断だと考えている。しかし、IBMのPCを利用する顧客の45%が、ベンダーの入れ替えを検討する予定だ。なかには、IBMのほかの商品に対する依存の度合いも軽減させる計画であることを示唆する企業もある」と調査レポートに記している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]