MS、「Windows Server 2003 Compute Cluster Edition」のリリースを延期

Ina Fried(CNET News.com) 2005年04月06日 20時57分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Microsoftは米国時間5日、高性能コンピュータクラスタ向けWindowsのリリースを延期したと発表した。

 Microsoftのあるプログラマが3月に明らかにしたところによると、同社は「Windows Server 2003 Compute Cluster Edition」のベータ版を今夏リリースし、正式版を今年11月に開催される「SC2005」スーパーコンピューティングカンファレンスで発表する予定だった。しかし、同社は5日、今回のリリース延期の理由について、初期に寄せられた顧客の反応に対応するためと説明した。

 Microsoftの広報担当はメールで次のように述べた。「顧客からのフィードバックが確実に製品に組み込まれるよう、Microsoftは2005年下半期に最初のベータ版をリリースし、2006年上半期に正式版をリリースする予定だ」

 またMicrosoftは、同製品が毎年発表される世界の大型スーパーコンピュータ上位500位にランクされるようなスーパーコンピュータを狙ったものではないと強調した。同社が力を入れているのは、企業/組織内の1つの部署、あるいは1人の研究者が構築するようなクラスタコンピュータだという。

 Microsoftは、まだCompute Cluster Editionの価格を公表していないが、同社は先月、クラスタにコンピュータを追加する際は割引価格で販売すると発表した。同製品の最初のバージョンでは、Linuxクラスタの基本機能の多くが実現されると同社はいう。またMicrosoftは、将来のバージョンで、同社の.NETプログラミングインフラをサポートしたり、各クラスタがネットワーク上で使用されていないPCの処理能力を利用できる、いわゆる「サイクルハーベスティング」を可能にする計画だ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
OS

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算