NECネクサ、個人情報の漏洩リスクを抑えたメール配信ASPサービスを提供開始

エースラッシュ

2005-04-14 18:16

 NECネクサソリューションズは4月14日、メール配信時の情報漏洩リスクを低減し、会員情報データベースの趣味・嗜好などの属性に応じてメールを配信できるメール配信ASPサービス、「メールコミュニケーションサービス」の提供を開始すると発表した。このサービスはASPのため大規模なシステム構築や長期の準備期間が不要なほか、会員管理業務や問合せ受付業務などを組み合わせたトータルソリューションとしても提供可能だという。

 今回提供される「メールコミュニケーションサービス」には、個人情報漏洩対策として2元管理データベースや多段階アクセス権限設定、アクセス履歴ログの一覧表示機能を採用。100万人超の大規模会員データベースに対応でき、外部データベースとの連携も可能だ。メール配信に関しては、最大で 1000万通/日の高速配信を実現している。

 レポーティング機能では、メール配信完了数・エラー数やメール開封率などの配信レポート、日次・月次の配信実績やサービスの利用状況といったシステムレポートをウェブ画面で提供。より細かな分析を行うためのデータダウンロードも可能となっている。そのほか、データベース項目管理、企業の既存データベース/他社システムとの連携などにも対応している。

 利用料金は初期10万円で月額3万円から。同社ではeCRM領域のサービスを強化し、今後3年間で3億円の売上(関連売上げを含む)を目標にしているという。

NECネクサソリューションズ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]