マイクロソフトは4月26日、統合開発環境「Microsoft Visual Studio 2005」のBeta 2日本語版と、データベース管理システム「Microsoft SQL Server 2005」の技術プレビュー版を提供開始した。
Microsoft Visual Studio 2005には、日本語版で初の「Visual Studio 2005 Team Suite」を搭載した。新たに品質向上とテストのためのツールを追加したほか、Officeアプリケーションや64ビットの開発機能を強化した。従来は英語版のみとなっていた「Visual C++ 2005 Express Edition」の日本語版も提供する。
ラインアップは5種類で、「Visual Studio 2005 Team Suite Beta 2日本語版」「Visual Web Developer 2005 Express Edition Beta 2日本語版」「Visual Basic 2005 Express Edition Beta 2日本語版」「Visual C# 2005 Express Edition Beta 2日本語版」「Visual C++ 2005 Express Edition Beta 2日本語版」となる。
Microsoft SQL Server 2005は、早期フィードバックを目的としたApril Community Technology Preview(以下、CTP)日本語版で、通常のベータ版より多くのサイクルで公開されるプレビュー版だ。今回提供するSQL Server 2005 April CTPは、製品版で提供される全機能が実装されている。ラインアップについては「SQL Server 2005 Developer Edition April CTP日本語版」「SQL Server 2005 Express Edition April CTP日本語版」の2種類だ。
さらに、今回の2製品にはウェブで提供する追加ライセンス「Go−Liveライセンス」を採用した。ただし、製品版の提供開始から30日後にはライセンス期間が終了し、同ライセンスによる開発は技術サポートの対象にならない。