ウェブセンス、従業員の携帯記録メディアを管理するソフト

ニューズフロント

2005-05-09 15:58

 ウェブセンス・ジャパンは5月9日、USBメモリやCD-ROMといった取り外して携帯できる記録メディアからの悪質なコードの侵入などを防止できるセキュリティソフトウェア「Websense Client Policy Manager」(CPM)の新版を販売開始した。

 取り外し可能な記録メディア装置は、管理せずに放置した状態では、極秘の企業情報を不正に持ち出す手段となる可能性があるだけでなく、悪質なコードを組織内のネットワーク環境に持ち込む経路にもなりえる。

 そこで、CPMの新版では、取り外し可能な記録メディア装置ついて、完全に使用禁止にするなど従業員ごとのポリシーを設定できるようになった。またCPMは、従業員の使用が許可されていないアプリケーションを識別し、その動作を阻止することでPCやサーバを保護する。スパイウェアやキーロガー、P2Pファイル共有ツール、ハッキングツールといった有害なアプリケーションの実行も防止できる。

 さらに、同社は同日、ウェブベースの脅威に対抗するソフトウェアの新版「Websense Web Security Suite - Lockdown Japan Edition」を発売した。このソフトウェアを使用すると、システムをスパイウェアから保護し、悪質なモバイルコードやその他ウェブベースの脅威によるアクセスを妨げ、スパイウェアやキーロガーによる第三者への情報送信を防止する。

 なお、現在CPMまたはWebsense Web Security Suite - Lockdown Japan Editionを使用しているユーザーは、それぞれの新版に無償アップグレードできる。

ウェブセンス・ジャパン

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

  5. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]