日本ユニシスは5月13日、2007年3月までの2年間を対象期間とする中期経営計画「Marching Plan」を策定し、4月から推進していることを発表した。
同社は過去3年半に渡って企業構造改革「Re-Enterprising」によって顧客価値創造企業としての基盤を確立してきた。目標実現に向けた100以上の施策を実行し、売上げの増大や案件の増加といった成長も実現している。それを踏まえ、今後成長基盤を確固たるものにすべく取り組むのが、この中期経営計画だという。この計画では「ITサービス・リーディングカンパニー」というビジョン実現に向けて「市場戦略」「サービスビジネス戦略」「グループ戦略」「人材戦略」という4つの戦略をもち、基盤強化を推進する予定だ。
同社では、この中期経営計画における数値目標を、2007年3月期の連結売上高3250億円、連結営業利益115億円としている。この2年間に積極的な投資を進め、100億円以上の営業利益を安定的に確保し、その後の2008年3月期からは確固たる成長基盤への移行を目指すという。