編集部からのお知らせ
Pick up! ローコード開発の行方
「これからの企業IT」の記事はこちら

サン:「IBMのLinux移行促進プログラムは悪あがき」

David Berlind

2005-05-20 20:35

 IBMは米国時間17日、SolarisからLinuxへの移行プログラムの詳細を固め、希望するユーザー企業に無料で移行査定サービスを提供すると発表した。それに対して、Sunも負けじと反撃に出ている。IBMの動きはSunだけを狙ったものではない。このプロジェクトの検討する際に、IBMは(iSeriesとpSeriesのサーバに組み込まれている)OpenPowerアーキテクチャを重視した。IBMはここ1年ほど、サーバの分野でMicrosoftとIntelの両方に対して攻撃を仕掛けているのだ(前者にはLinux、後者にはOpenPowerで対抗)。IBMのこの動きは注目に値する。「IBM:すべての道はLinuxとPowerに通じる」という題でもう1つブログを書かなければならないと思っているくらいだ。今回のところは、「*ix」の戦いに関するSunの言い分を紹介するにとどめておこう。以下に、IBMの移行プログラムに関して、SunのOSマーケティング担当ディレクタであるChris Ratcliffeが電子メールで発表した声明文を紹介する。

IBMの攻撃は悪あがきとしか思えない。Solaris 10を脅威と感じていることの表れだろう。性能、セキュリティ、保証の面でRed HatよりもSolaris 10の方が優れているため、J.P. Morganなどの企業は、SolarisからLinuxではなく、逆にSolarisに移行している。

SunのPR顧問からの電子メールも同様に興味深い:

ご存知のように、本日、SolarisからRed Hatへの移行プログラムをIBMが発表した。この動きについて私どもは驚いてはいない。これは明らかにSolaris 10の勢いが益々強まっていることに対する動きにほかならない。また、敵対的な移行キャンペーンはごく普通に行われることだ。私どもも、たとえばHP-UXやAIXからの移行サービスなどを行っている。実際のところ、よく見られるのは逆方向の移行、つまりRed HatからSolarisへの移行だ。顧客は、テクニカルサポートがないことや、サポートされるプラットフォームがないこあと、エンタープライズ向けの機能がないことが不満のようだ。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    ファイルサーバ管理のコツはここにあり!「無法状態」から脱出するプロセスを徹底解説

  2. クラウドコンピューティング

    社員の生産性を約2倍まで向上、注目の企業事例から学ぶDX成功のポイント

  3. コミュニケーション

    真の顧客理解でCX向上を実現、いまさら聞けない「データドリブンマーケティング」入門

  4. ビジネスアプリケーション

    デメリットも把握しなければテレワークは失敗に?─LIXIL等に学ぶ導入ステップや運用のコツ

  5. 運用管理

    ニューノーマルな働き方を支えるセキュリティ-曖昧になる境界に変わらなくてはならないデータセンター運用

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]