NEC、大企業に最適なeラーニングシステム「CultiivaII Version2.0」を開発

WebBCN (BCN)

2005-06-02 11:15

 日本電気(NEC、金杉明信社長)は、eラーニングシステム「CultiivaII Version2.0」を開発、製品化した。パッケージでの提供に加えてASP形式でのサービス提供も実施する。

「CultiivaII Version2.0」では、複数サーバによる負荷分散型のシステム構成とすることで最大15万人の受講が可能。これに加えて、大規模組織を対象とした部門別受講対象者管理や個人の研修状況管理、未受講者への督促メール発信等の機能も搭載している。また、「分散研修運用」機能により、多数の部門やプロジェクトを抱える組織において、それぞれの組織が独立して研修の実施や管理を行なえる。

 研修機能や管理機能を含めたすべての機能はJavaで提供され、UNIXやLinux、Windowsの各プラットフォームに対応することができる。また、データベースについても従来のOracleとSQLServerに加えて、オープンソースのPostgreSQLにも対応するなど、幅広いユーザーニーズに合わせた導入が可能。さらに今秋には同社内で開発中の携帯電話用アプリケーション基盤を活用したモバイルラーニング機能が実装される予定。

 「CultiivaII Version2.0」の販売価格は、1,000人規模のスタンダード版(DB含む)が180万円。7月1日から出荷開始となる。同社は今後2年間でパッケージ版で300本、ASP版で100ユーザ(受講者ベースで30万人)の販売を見込んでいる。

日本電気

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  5. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]