ネットマークスは米GoogleのGoogle検索アプライアンスを6月8日より販売すると発表した。また、この製品をベースにして、ネットワーク上のデータを有効活用するための企業内データ検索ソリューションも提供する。
Google検索アプライアンスは、Googleがウェブサイトで提供しているのと同じ検索機能を持つ企業向けアプライアンスサーバ。日本語化された管理者用GUIを備えており、Microsoft Office ファイルやPDF、PostScript、WordPerfect、Lotusなどのファイル形式を検索してHTMLに自動変換できる。「Google検索アプライアンスを導入すると、ネットワーク接続されたサーバ上のデータを一括検索でき、イントラネット情報共有の促進につながる」(ネットマークス)
ネットマークスは、アクセス制御に必要な社員情報の一元管理やその運用方法など、Google検索アプライアンスの導入にかかわるコンサルティングサービスを用意する。さらに、生体認証(バイオメトリクス)やICカード、USBトークンを組み合わせた認証システムも提供する。
Google検索アプライアンスの価格は1セットあたり620万円から。初年度8億円の売り上げを予定している。