EDSジャパン・エルエルシーは6月14日、同社の子会社ソルコープジャパンの事業を2005年6月1日付けでEDSジャパンに統合したと発表した。この統合により、EDSジャパンは保険業界でのプレゼンスを高め、ITサービスプロバイダとして長期的視点に立った事業の拡大を図る。
ソルコープはカナダに本社を置き、生命保険業界に特化したソフトウェアパッケージとコンサルティングサービスを提供しており、世界20カ国に約100社のユーザーがいる。1980年に設立されたあと、1997年にEDSの全額出資子会社となり、日本国内でもEDSジャパンがサポートして2000年より事業を展開してきた。
事業の統合により、EDSジャパンは保険業界での事業を拡大していく。当面は契約管理システム「INGENIUM」をはじめ、ソルコープが保有していたソフトウェアパッケージやコンサルティングスキルを活用した事業を展開していき、今後3年間でこれらのソリューションを核としたアプリケーションの開発や運用管理、アウトソーシングなどにフォーカスしたITサービスを提供していくかまえだ。