日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月16日、1Uラックマウント型IAサーバの新型エントリーモデル「HP ProLiant DL140 Generation 2」と「同DL145 G2」を発表した。同日より受注を開始し、6月下旬に出荷を始める。税込み価格は、DL140 G2が15万7500円から、DL145 G2が23万1000円から。
新モデルについて、日本HPは「エントリーモデルに求められる機能に特化することで、高い価格性能比を実現した」と説明する。プロセッサは、DL140 G2が64ビット インテルXeonプロセッサ、DL145 G2がAMD Opteronプロセッサ。いずれも2個搭載可能で、32ビットと64ビットの両環境に対応している。
エントリーモデルであるにもかかわらず「Lights-Out 100iリモートマネジメント」の標準装備により、電源操作や状態監視といった基本的な遠隔操作機能を提供する。PC-3200 DDRメモリを最大16GB搭載できる。ディスクコントローラは、シリアルATAまたはSCSIが選べる。
そのほかの特徴は以下の通り。
・DL140 G2:
クロック周波数800MHzのシステムバス(FSB)に対応。中小企業や部門/支店レベルのウェブ/ファイル/プリントサーバのほか、高性能コンピューティング(HPC)にも利用可能
・DL145 G2:
PCI-Xスロットを2つ備え、従来モデルに比べ拡張性が向上した。HPCから企業データセンター、中小企業の汎用コンピュータなど、幅広い環境で利用できる