インテリジェント ウェイブ(山本祥之社長)、ヒューコム(井上陽一社長)、イージーシステムズジャパン(澁谷紳一郎社長)の3社は、中堅企業を対象とした「個人情報保護対策ソリューションパック」を提供開始した。
同パックは、3社の製品「PPIK」「CWAT」「ezFile Security 2」を使って対策検討段階における現状分析から情報の保護、セキュリティ監視までトータルにサポートするもの。企業の人的リソース不足もカバーする。
ヒューコムの「PPIK(Privacy Policy Implement Kit)」は、個人情報保護法に準拠できているかをベースに、組織の現状を把握して各基準とのギャップを確認することができる対話型ソフト。個人情報保護法への準拠性を確認し、改善措置作成を支援する。
インテリジェント ウェイブの「CWAT(Cyber Warning Alert Termination)」は、ネットワーク情報だけではなく、外部にもち出されるモバイルPCやクライアントPCでのFD・CDへの書き出し、外部接続バス経由での未登録端末の直接接続などを監視するもの。さらに、操作員のポリシーに違反した挙動や普段と著しく異なった挙動なども監視できる。
イージーシステムズジャパンの「ezFile Security 2」は、1つのファイルに対して複数の利用者単位で異なる操作制限(閲覧期間制限、印刷禁止、編集禁止、保存禁止)の設定することが可能。指定した人だけが限られた用途のみでファイルを利用できるようにする。さらに、利用制限をかけたままでもファイルを持ち出せるため、出張や外出時でも安心して利用できる。
今後、3社は共同でセキュリティに関するコンサルティングサービスやセミナーなどを実施する予定。また、信頼性の高いソリューションを提供し、そのサポートを一元化していく計画。