ネットワンシステムズは7月6日、NetIQのVoIPシステム監視ソフトウェア「NetIQ AppManager for VoIP」などについて、販売提携を結んだと発表した。これにより、ネットワンシステムズは、これまで同社が手がけてきたIP電話導入における事前調査/設計/導入/運用サービスに加え、導入後のシステム監視サービスも顧客に提供できる。
「NetIQ AppManager for VoIP」は、IP電話、統合メッセージ、ビデオアプリケーションなどのサービスを単一プラットフォームで監視できるソフトウェア。数100種類におよぶ事前設定された管理ルールにより、24時間、365日の包括的な管理を簡単にセットアップでき、サポートに要する時間とコストを減らせる。管理作業は、内蔵された運用保守機能により自動実行する。停止したサービスを自動再開することにより、「高可用性の維持も可能」(NetIQ)である。
提携の狙いとして、NetIQは以下の4項目を挙げる。
- Cisco IPコミュニケーションシステムの大規模ユーザーにおける統合監視ソリューションの構築
- SIP環境における監視システムの構築
- IP電話導入企業に対する、通話品質の常時監視システムの提供
- IP電話導入前のアセスメントビジネスの提供
「ネットワンシステムズは一括サービスを提示できるようになり、顧客の利便性を向上させるだけでなく、より質の高いサービスの提供が可能となる」(NetIQ)