NTTレゾナントは7月27日、ASP方式のコミュニケーション型eラーニングサービス「WEBで宿題」が、学習特区「スペース・イオ」において採用されたと発表した。
「スペース・イオ」は、秋田県が文部科学省から認定を受けた構造改革特区の1つ。インターネットなどITを活用し、ひきこもりや不登校の児童、生徒の学習を支援する学習特区だ。7月からインターネットを活用した学習支援を本格始動させるにあたり、同サービスを採用した。
「WEBで宿題」は、教材の回収、採点、集計を自動処理する学習状況確認機能をはじめ指導者の負担を軽減する機能が用意されている。また、ホームページを活用した学級新聞の作成や掲示板といったコミュニケーション機能で対面指導を補完する。費用は生徒1人あたり税込月額525円から1050円。ASP方式のサービスであるため保守費用などは必要ない。
同社は今後、製品の販売および認知促進をめざしてNTTグループ各社と連携した全国展開を検討している。