蝶理情報システムは7月29日、ウェブ対応端末エミュレータ「TCPLink Enterprise Server」に、ホストデータの情報漏洩を防止する各種機能を搭載してセキュリティを強化したと発表した。
新バージョンの「TCPLink Enterprise Server」には、システム管理者がクライアント側の端末エミュレータの機能を制限することが可能となった。ホスト印刷/ファイル転送の禁止や、プリンタ/ファイル出力先の固定、ホスト画面のハードコピーおよびクリップボードへの貼り付け禁止といった制限を行うことで、クライアント端末からの情報漏洩を防ぐ。
同社はこの機能によって、端末エミュレータを利用して出力される情報をより厳密に管理することが可能になり、メインフレームで管理されている機密情報や個人情報漏洩の危険を低減できる。