マイクロソフトは8月3日、ソフトウェア統合開発環境「Visual Studio 2005」のJuly Community Technology Preview(CTP)日本語版を、8月10日より提供開始すると発表した。
CTPは早期評価および早期フィードバックのために通常のベータ版より短いサイクルで提供される中間プレビュー。今回提供されるCTPでは、チームによる分散開発をサポートし、プロジェクトを管理する「Team Foundation Server」を初めて日本語版で提供する。
今回、日本語版で提供されるのは以下の製品となる。MSDNサブスクリプション会員(プロフェッショナル以上)向けにMSDN サブスクライバ ダウンロードページから提供される。
- Visual Studio 2005 Team Suite July CTP日本語版
- Visual Studio 2005 Team Foundation Server July CTP日本語版
なお、Foundation Server July CTP日本語版のインストールにあたっては、SQL Server 2005 June CTP日本語版が必要となる。
また、同社は「Visual Studioユーザーグループ設立準備委員会」に協賛し、Visual Studioを利用する開発者の情報交換やスキルアップを目的としたコミュニティ「Visual Studioユーザーグループ」の設立を協賛企業として支援すると発表した。
今後同社は、同社の提供する開発者向けポータルサイト「MSDN Online」やニュースレター「Flash」、コミュニケーションサイト「GotDotNet Japan」やセミナーでの技術情報提供などを通じ、コミュニティ活動を支援する。