Microsoftは、これまでたびたび発表期日を延期してきたデータベースおよび開発ツールの最終テスト版を来月にリリースする予定だ。
MicrosoftのPrashant Sridharan(開発部門リードプロダクトマネージャ)によると、製造関連の問題が起こらなければ、同社は9月12日の週にロサンゼルスで開催される「Professional Developers Conference」において、「Visual Studio 2005」のリリース候補版(Release Candidate)および「SQL Server 2005」の開発者プレビュー版(Community Technology Preview)を発表するという。
Sridharanはまた、両製品は11月7日には全ユーザーに対して提供が開始されると述べた。
開発者らは、これらの製品を利用してアプリケーションを開発でき、Microsoftからサポートも受けられるが、同ツールには多少のバグが残っている可能性があると、Sridharanは話している。
Microsoftは9月に、共同プログラミングアプリケーション「Visual Studio Team System」のサーバコンポーネントの第3ベータ版もリリースする。Sridharanによれば、この製品は2006年第1四半期中に出荷されるという。
Microsoftは、Visual Studio 2005およびSQL Server 2005のリリースに関して、当初定めた期日に間に合わせることができず、予定を約1年先送りしていた。
Visual Studio 2005の第2ベータ版に関しては、一部の開発者らがその品質に不満の声を上げ、第3ベータ版をリリースして正式な出荷を来年まで先延ばしするよう求めていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ