日本ピープルソフトが中堅企業向けに導入作業を簡略化したERPを出荷

奥隆朗(編集部) 2005年08月25日 20時14分

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 日本ピープルソフトは今秋にも、年商100〜500億円規模の中堅企業に向けたERPソフト「JD Edwards EnterpriseOne Rapid Start」(以下、Rapid Start)を出荷する。年商500億円以上の中堅企業を対象としたERPソフト「JD Edwards EnterpriseOne」の特別パッケージ版であり、導入時の作業を簡略化することで、中堅企業が統合型ERPの導入を短期間かつ低価格で実現できるのが特長だ。

日本ピープルソフトの執行役員兼プロダクト・テクノロジー統括本部長の荻矢隆雄氏

 従来の標準のERPの導入手法では、導入フェーズとして、ビジネスプロセスの解析、プロセスの設計、プロトタイプの作成という手順を実施していた。Rapid Startでは、こうしたフェーズを省き、パラメータ調整で対応する。テストフェーズでも、サンプルデータの入力による動作確認、統合テスト、実際のデータの移行と、管理者/エンドユーザーのトレーニングなどを平行して実施する。これにより、短期導入を実現するとともに導入コストを低減する。導入期間と料金は通常の2分の1程度に抑えられるという。

 日本ピープルソフトの執行役員兼プロダクト・テクノロジー統括本部長の荻矢隆雄氏は、「Rapid Startには1000社以上の導入実績から得たノウハウを凝縮したほか、日本向けに最適化したビジネスプロセスを登録済みだ。日本ならではの業務的な役割も事前設定に含んでいる。カスタマイズはほぼ必要としない」と日本市場に合致している点を強調した。

 価格は、年商規模が100億円の企業で、会計・在庫・販売・購買・生産のモジュールを適用した場合、ライセンス料金が3400万円、定額導入費用が5900万円になる。日本ピープルソフトは、今回の製品の販売に合わせ、営業体制を従来の150%に強化する。

 なお、米PeopleSoftの米Oracleとの統合に伴い、JD Edwards EnterpriseOneは、2008年より順次SOA対応の新ミドルウェア基盤である「Oracle Fusion Middleware」へ移行する。Rapid Startは、Oracle Fusion Middlewareへの移行の際のアップグレードパスも用意する。

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