アスキーソリューションズは8月26日、アクセスログ解析ソフト「Sitetracker」のオプション製品として、地域別のアクセス解析が可能になるウェブサーバ用ソフト「SiteTracker 都道府県解析モジュール」を、8月29日より販売開始すると発表した。
「Sitetracker」は、ウェブサイトのログ分析によってマーケティングを支援するアクセスログ解析ソフトだ。アクセス状況をさまざまな角度から解析し、その結果をブラウザ上で閲覧/グラフ表示することが可能になる。今回販売が開始されるSiteTracker 都道府県解析モジュールを追加利用することで、閲覧者のIPアドレスから接続元の都道府県や利用回線、プロバイダのドメイン名などを割り出してアクセスログに記録できる。
出力されたアクセスログを「サイトトラッカー」で解析することにより、訪問数や地域別のキャンペーン効果の解析が行える。的を絞ったマーケティングが可能となり、利用者の地域に合わせた広告や情報の配信に活用できるようになる。また、年内にはWindows IIS版の発売も予定しており、今後多くのプラットフォームやWebサーバに対応していく予定だ。このほか、同社では本製品に関する無料セミナーやユーザーを対象としたトレーニングも定期的に開催していく。
「SiteTracker 都道府県解析モジュール」は同社直販および国内販売代理店を通じて販売され、価格は1サーバで税込6万3000円(1年間のライセンス販売)。同社では企業や官公庁を中心として、初年度500本の販売を見込んでいる。