先端技術研究所は9月6日、米MetaPassの企業向けシングルサインオン(SSO)ソフト「MetaPass」の国内販売を開始した。
MetaPassは、クライアント側エンジン「MetaPass SSO」(100クライアント用で120万円から)と、オプションのクライアント管理ツール「MetaPass Administrator」(160万円)で構成する。さまざまな企業アプリケーションのほか、ウェブサイト、端末、アプライアンス、LAN、VPNに対するSSOを、任意のブラウザから行える環境を構築できる。
認証時に使用する信用証明データは各クライアント側に分散保存するので、データ集中管理用のサーバは存在しない。そのため、シングルポイント攻撃が不可能となり、極めて安全性の高いSSO環境が実現できるという。
MetaPass Administratorを使用すると、遠隔値にあるクライアントの設定が単一画面から行える。管理作業の自動化にも対応している。