NECは9月6日、コンタクトセンター業務を支援するパッケージ製品「FAQ作成・運用ソリューション」とコンサルティングサービス「コンタクトセンターセキュリティ対策ソリューション」の販売を開始した。いずれも10月1日に提供を始める。
FAQ作成・運用ソリューションは、コールセンターにおけるFAQ作成業務のシステム化を支援する製品。顧客から寄せられた問い合わせ内容を分析し、FAQとして追加すべき情報の選定や、FAQの作成および改善に向けたシステムを構築する。
具体的には、コンタクトセンター業務用ソフト「VisualVoice」「BusinessView」「TopicScope」「ACTIVECR/FAQナビ」を連携させるFAQ作成システムの構築サービスや、マルチプラットフォーム対応製品「ACTIVECR/FAQナビ Ver.2」の提供を実施する。問い合わせ傾向の分析やFAQ作成を代行するサービスも扱う。
一方、コンタクトセンターセキュリティ対策ソリューションは、コンタクトセンターにおける顧客情報の漏えい防止を図るサービス群。個人情報保護の観点からコンタクトセンターの運用ルールの適法性や順守状況を確認する「コンタクトセンターセキュリティ診断サービス」、個人情報保護法や各種ガイドラインに適合した運用ルールの作成や見直しなどを行う「コンタクトセンターセキュリティマネジメントサービス」、オペレータ向けセキュリティ教育コンテンツの開発やEラーニング実施などを行う「オペレータ教育サービス」で構成する。
税別価格は、FAQ作成・運用ソリューションが900万円から、コンタクトセンターセキュリティ対策ソリューションが150万円から。同社では、今後3年間で200システムの販売を見込む。