GMOインターネットのグループ企業である日本ジオトラストは9月8日、小規模な環境での電子証明書管理に対応した「認証局ASPサービス」を提供開始した。
今回提供を開始した認証局ASPサービスは、同社が発行したログイン用のクライアント証明書とウェブブラウザのみで、クライアント証明書の運用管理できる。
サービス内容は、導入する企業の規模により2種類に分かれる。まず、中小規模向けの「トゥルークレデンシャルエクスプレス」サービスは、10証明書から運用管理が可能で、認証局に必要な機能だけをパッケージ化している。初期セットアップ費用は10証明書を含んで税込み10万円、ASP年間利用料金が税込み18万円となっている。なお、証明書の数が10を超える場合は別途費用がかかる。
もう1つ、大規模向けの「トゥルークレデンシャル」サービスは、企業の規模や業態などに合わせてカスタマイズしたプライベート認証局を構築する。第三者認証局に関連付けられたプライベート認証局を自社で構築できるほか、APIを利用することでユーザーデータベースとも連携する。なお、費用に関しては導入企業の規模などにより異なる。