運用負荷を減らした新Movable Type 3.2が出荷--新たにPostgreSQLも利用可能に

日川佳三(編集部) 2005年09月29日 21時33分

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 シックス・アパートは9月29日、米Six Apartが開発したブログ構築ソフト「Movable Type 3.2 日本語版」を出荷した。スパム対策や管理メニューの強化など企業のシステム管理者の運用負荷を低減したほか、新たにPostgreSQLをデータの格納に利用できるようにした。価格は企業の場合、3万1500円(税込)から。

 Movable Type(MT)は、Perlで記述されたブログ構築ソフトである。共有したい情報を簡単な手続きでウェブサーバに反映させられるという特徴を持つ。カスタマー・サービスや企業広報などの社外情報発信に加え、社内での情報共有用途に適する。個々の情報はデータベースで管理し、ウェブ上での見せ方はMT側で制御できる。プラグインの追加による機能追加も可能である。

 新版では、企業ユーザーが社内システム構築用に使いやすいよう機能拡張を施した。例えば、従来版で利用可能なデータベース管理システム(DBMS)は、Unix系OSが標準で備える「Berkeley DB」かオープンソースの「MySQL」に限られていたが、今回新たにオープンソースの「PostgreSQL」と「SQLite」を利用できるようになった。国内で人気が高いPostgreSQLが使えるようになったことは大きい。

 新たなDBMSの追加に加え、迷惑コメントや迷惑トラックバックなどのスパムを一括削除する機能や、コンテンツを一元管理する新運用メニュー項目の追加、新規インストールやバージョンアップ時の作業負荷の低減、動的ページ生成機能の追加など、全般的に運用管理負荷の削減を目指している。

 動的ページ生成機能は、従来の静的なページに加え、リクエストごとにページを動的に生成する機能である。頻ぱんにアクセスのあるページを静的に、アクセス数は少ないページを動的に生成することにより、テンプレートの変更時に全ページを構築し直す手間を省けるようになる。

 国内企業へのサポートも充実する。Movable Typeの開発部隊の半数を日本法人に置いたほか、開発分野のワールドワイドのリーダーを日本法人の執行役員である平田大治氏が務めることになった。こうした顧客サポート体制の強化により、国内企業の需要に対して従来よりも素早く対応できるようにした。

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