沖電気、ホームネットワークを実現する新プラットフォームを開発

WebBCN (BCN)

2005-10-17 11:12

 沖電気工業(沖電気、篠塚勝正社長)は、ユビキタス時代のホームネットワークソリューションに対応するゲートウェイプラットフォーム「BB MediaRouter(BBMR)」を開発した。

 同社は、家電と情報通信技術の融合による新たなサービスを「ホームネットワークサービス」と称し、「ブロードバンド」(生活情報・エンターテインメント)、「アメニティ」(快適制御・省エネ)、「セキュリティ」(防犯・防災)、「ヘルスケア」(健康・医療/介護)の4カテゴリを想定する。IPネットワークを利用するこれら4カテゴリのサービスを有機的に接続し、「ホームネットワークサービス」を具現化するためのプラットフォームとしてBBMRを開発。同製品は異なるプロトコルで構成される各サービス間のプロトコル変換を行うゲートウェイ機能を持ち、4つのサービスをシームレスに利用可能にする。

 これを設置することで、エンドユーザーは家庭内の既存インフラを有効活用して家電製品をネットワークに接続でき、新たな便利さを享受できる。また、ネットワーク機器の設定作業が不要になるため、誰でも簡単に利用可能だ。

 今後は、通信キャリア、ISP、自治体などに対して、同製品の提案を積極的に行い、ユーザーのニーズやサービス形態に合わせた最適な技術実装を組み合わせて、製品化していく予定。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]