NECは10月31日、NAS製品系列「iStorage NSシリーズ」の新製品として、中/大規模オフィス向けのラック型ミッドレンジモデル「iStorage NS450」と、中規模オフィス向けのタワー型ローエンドモデル「iStorage NS45P」の販売を開始した。いずれも、ストレージ専用Windows OSである「Windows Storage Server 2003」をプリインストールしている。出荷開始は11月30日から。
NS450は、シリアルATA(SATA)、SCSI、ファイバチャネルという3種類のディスクアレイ装置の利用が可能。SATAディスクアレイ装置はRAID6に対応しており、RAID6構成をした場合、ハードディスクが2台同時に故障した場合でもシステムを継続運用できる。最大記憶容量は55テラバイト。プロセッサは動作周波数3.80GHzのXeonプロセッサを2個搭載できる。税別価格は72万円。
NS45Pは、400GバイトのSATAハードディスクを4台使用したRAID5構成が標準状態で設定できる。動作中にハードディスクを交換可能なホットプラグ機能を備え、最大記憶容量は1.6テラバイト。プロセッサは動作周波数3.20GHzのXeonが1個。バックアップ用LTO3テープ装置に対応しており、プリントサーバとしても使える。税別価格は49万8000円。