三菱電機は省スペースかつ低騒音のIAスリムサーバ「三菱サーバコンピュータFT8600シリーズ モデル100Sa」を、11月17日から販売する。
100Saは大きさが幅95mm×奥行き420mm×高さ341mmで、同社の従来製品と比べて設置面積を約40%削減した。図書館などでも置ける約40dBという静音設計に加え、転倒防止金具の薄型化により筐体左右のスペースも有効活用できるようになっている。3.5インチテープのバックアップ装置が内蔵可能なほか、ハードディスクも2台まで搭載できるため、オンボードRAID機能と組み合わせたミラーリングがオプションなしでできるのが特徴だ。拡張スロットとしてPCI Expressスロット2基と、PCIスロット2基が用意されている。
- FT8600シリーズ モデル100Sa
OSはWindows Server 2003 x64 Standard EditionまたはWindws Server 2003 Standerd Editionのいずれかが選択可能。サーバ管理機能として、主要コンポーネントの電圧/温度/冷却ファン回転数などの監視や、イベントログを記録し設定に従って外部に自動通報する機能などが標準搭載されている。管理端末はLANやWANを通じて遠隔操作による電源切断や再起動も可能だ。
価格は選択するOS、プロセッサによって異なるが、税込で14万4600円からとなっている。製造、販売、保守は三菱インフォメーションテクノロジーが担当する。